御蔵島でのジギング釣果が好調ということで、タックルの相談を受けることが増えてきました
キャスティングロッドはカタログや概要欄にターゲットとしてマグロが入っていますが、ジギングロッドは書いてあることは少ないです
今回は必要なスペックや、購入の際に目安となる項目を解説したいと思います
基本は青物ジギングロッド

青物ロッドは万能ですね
専用ロッドというのは無いので…
・青物ジギングロッド
・スロージギングロッド
で、必要なスペックを満たしたものを買う必要があります
かくいう筆者も青物ジギングロッドのドテラ流しモデルを使って釣りをしています
・使用ジグ…Max200~300g
・適合ライン…PE3~4号
・最大ドラグ…6~10kg
この辺りが目安になりますが、筆者としては以下の項目に注目して欲しいと考えています
重要になる“リフト角”

立てられるロッドはファイトが楽
これは“最大ドラグ値”と併記されていることが多いので、どちらでも表記されていれば良いと考えています
ドラグ/角度…○kg/45°
ーみたいな感じで書かれていることが多いです
マグロとのファイトは時間が長く、最後の船べりまでに体力を温存したいので…
前半〜魚体が見えるまではロッドを立ててファイトして、後半に備えるスタイルが有効だと考えています
この辺も書き出すと長くなるので手短に言うと…
表記している数値は“メーカーの品質への証左”だと言えます(あくまで筆者の印象です)
A品)PE2〜4号
B品)PE2〜4号、ドラグ8kg/45°
二つあったとして、どちらがメーカーが品質に自信を持っているか?は
受け取り手にお任せいたします^^
安いロッドの代償

安さの代償、、
筆者のオフショア入門期の話ですが…
相模湾カツオ&キメジジギングデビュー年に20kgに欠けますがそこそこサイズをヒットさせることが出来ました
“ファイトの仕方が分からなかった”ということもありましたが、めちゃくちゃ苦労して海面まで揚げてきたことを今でも覚えています

デビュー時に購入したロッドです
ロッドはMジャークラフトのオ○ブローS58-4を使っていたのですが、魚の重さ引きに耐えられるのですが…曲がったきりでロッドが返ってこないので、腕力で引き寄せる必要があり非常に疲れました
安いロッドのブランクスはそれなりなので、復元力が備わっていません
(キャスティングロッドも安いものは飛距離が出ない)
一応、釣り自体は出来ますが…いざキハダがヒットした時に後悔することは避けられないと思います
近海最大級の魚に挑むのであれば、それなりのロッドを用意して挑戦して後悔がないようにして欲しいと考えています^^
購入時の目安

できれば無駄買いはしたくない、、
・リフト角又はドラグ値が表示されたモデル
・廉価モデルは避ける
・ロッドは疲労軽減に直結
マグロジギングは回遊ルートでひたすらジグをしゃくりながら、キハダのヒットを待つ釣りです
疲労軽減はそのままヒット率の向上に繋がるので、重きを置いて購入すると…
自ずと結果に現れます
まとめ
・マグロファイトはロッドを立てる
・リフト角又はドラグ値が記載されたもの
・安いロッドは復元力が弱い
キハダは他業種よりもファイト時間が長く、終盤の船べりまで力を残さないといけません
ロッドを立ててリフト出来るものなら、体力配分が楽になり、キャッチ率を上げることができます
今回説明した点に気をつけながら、モデルを吟味して挑戦してみてください
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