【どうなっている?】56kgのキハダを釣った19ステラSW14000XGをオーバーホール前編

【リールメンテナンス】

最近、依頼も増えてきて整備ネタが多くなっています

海も湿気気味で釣りに行けないので、整備にはちょうど良いです

今回はなかなかの機体です



56kgのキハダ

ヒレの長さ…かっこいいです

今シーズン私の友人が伊豆西沖にて、関東ではMAXサイズとも言える56kgをキャッチしました

一時間に及ぶファイトの末に揚がってきたのが、この堂々たるサイズです

PE6号14000番での格闘だったので、リールへの負担が懸念されます

魚体の太さが伝わってきます

リール自体は新品購入から半年ですが、長時間・高負荷でダメージを負ったことへの整備となります

車で例えるなら”街乗りしている自動車の整備””レースに出た自動車の整備”かの違いですね

異音が少々

作業前点検が大切

作業前に動作をチェックしましたが、シャリシャリ感と若干のゴリ感があります

時々引っかかるような手応えもあるので、少なからずダメージがありそうです

状態からこういうケースは、大体が原因はベアリングであると想定されます

高負荷にベアリングが耐えられず、ダメージを受けてフィーリングの悪化になっているパターンです

必要な工具

・+ドライバー#1#2
・精密ロングドライバー#0
・−ドライバー#1
・トルクスドライバー#8#10
・22mmメガネレンチ

13ステラSWよりも専用工具が少なくなっています

分解作業

外せる部分から外していきます

スプールから順番に外していきます

シマノリールの注意点

ローターナット径は22mmです
(逆ネジなので注意)

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メガネレンチは首の角度が45°以上ついているタイプを使わないと、ローターのツバに干渉してしまうので注意しましょう

ローターストッパーのツメがグリスまみれ

初期出荷品だとこうなっていることが多いです

当然フリクションリングも

ステラSWとは言え、工業品・ライン作業なのでこのようなことが起きるのは仕方がないです

ここがグリスまみれになっていると、キャスト時にローターが回転してしまうので危険です

新型はクラッチがユニット式で楽です

クラッチユニットが外れました

ネジ穴から塩が大量に…

ボディガードを外すときにヒヤリハット案件

マイナスネジが塩まみれになっており、かなりトルクをかけないと緩みませんでした

常に海水に曝される箇所なので、こういったことが起きやすいです

無事に開腹しました

分解できました

各部チェック

出荷状態はグリスが過剰です

購入から半年程度なので、非常にきれいですね

摩耗の形跡がありません

やはり”ギアのシマノ”超大物を釣ったにもかかわらず、このギアの状態は認めざるを得ないです

汚れ暗いです

ギアグリスは問題ないですが、ワッシャ周辺のグリスが黒ずんでいることが気になります

黒ずみの要因は?

中間ギア廻りのグリスが一番黒ずんでいました
(負荷が集中していた可能性)

慎重に作業

ここには極小ワッシャが二枚あるので、紛失に注意しましょう

非常にきれいです

オシレートギア廻りは問題ないですね

アウトドア&フィッシング ナチュラム

続きは後編

ステラSWのパーツ点数は多いです

いつも通り一通りリールを分解しました

あとは個別に整備していきます

今回は画像が多くなりましたので、清掃&組み上げ編は次回にしたいと思います

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