昨シーズンの秋にスロージギングを導入してから、キハダを連続キャッチできています
関東ではカーボンフルソリッドロッドを使っているアングラーが少ないので、手探りだった《ひしも》ソルダムゴーストも手に馴染み、ジグのコントロールやファイトも意のままに出来るようになりました
passions荻原代表とのお話で色々と感じる部分もあったので、インプレ含めて解説したいと思います
ソルダムを使って
SOMG604を導入してから、キハダのキャッチ率は3戦3勝100%とタックルの恩恵にあやかっています^^
スロージギングとキハダマグロの相性の良さが実感でき、ベイトタックルを積極的に導入出来ています
○適度な軟らかさなので、無駄にジグを飛ばすことがありません
○ハイピッチアクションになり辛く、じっくりレンジを探れる味付け
✕ロッド単体の反発力では不足気味なので
→リーリングのインパクトと合わせて飛ばすテクニックが必須
✕普通に使うとジグが動かない
ロッド頼りにアクションさせている人は使い辛さを感じると思います
○スイベルありでも、~150m付近までの情報量は十分にあります
○ジグの廻りにまとわりつく感覚は少しボヤけている印象ですが、そこまで他モデルに見劣るものとは感じません
✕高弾性スロージギングロッドに比べればボヤけるため、中級者以上でないと、必要な情報量を得ることが難しい
ロッドからの情報を得られるように集中あるのみです
○ロッドを立てて休憩ファイト
○常に曲げてプレッシャーを掛けられる
○破断を気にせずファイト
✕ロッドを曲げ込めないとトルク不足
✕使い方がわからないと魚が浮いてこない
最大サイズ26.7kgですが、筆者は非力だとは感じませんでしたが…テクニックによる差が激しいと感じています
SOMG B575
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PE4号以上、ジグ250g以上を常用して30kg
~を視野に入れるならB575一択です
ガイドも大口径で、粘りも強く大物向きです
『6ft以下でジグ動かせる?』
ーという質問をよく受けますが、まったく問題ないです
《ダイワ》ソルティガSJ AGS TG55B-4も~30kgまでのマグロジギングで十分なポテンシャルです
ソリッドロッドのジグアクション(リーリングと併せて行うやり方)に慣れれば、バーチカル&ドテラでも普通に動かすことができます
むしろ“短いからこそ動かし易い”まであります
カーボンフルソリッドロッド
荻原代表から聞いたお話ですが…関西のトンジギ船からは”カーボンフルソリッドロッドの評価はいまいち”ということでした(汗)
タネトンサイズになってくると、テクニックが足らない人は浮かせることが出来ずに膠着状態になってしまうそうです
破断強度に優れた、青物系ベイトロッドが現場からの需要が高いそうです
筆者はカーボンフルソリロッドが気に入っていますが…
青物系ベイトロッド
あくまでpassions様のプロトロッドを使ってみての視点となりますので、すべてに当てはまるものではない点をご了承ください
○バットパワーが段違いなので、フッキングやリフト時に有利
○馴れていない人でもジグをアクションさせやすい
✕ロッドリフト角に注意が必要
✕注意しないとジグを動か過ぎたり、ハイピッチになってしまう
各社模索中
数年前にトンジギから市民権を得て、キハダジギングに注目が集まり始めてからまだ日も経っていないので各社ロッドの完成度に関しては模索感が否めません
現状“この方向性”というものが定まっていないといったところです
購入者側の目的がはっきりしていないと、ガッカリしてしまうこともありそうです
一番ロッドに求めている点
個人的にマグロジギングロッドに一番必要な部分は…
“ロッドを立てられる”ことです
基本的にファイト時間が長い釣りなので、ロッドを立てて休憩しながら釣りが出来ることが望ましいです
大型になってくると脇抱えだけではリフトさせるのが難しくなってきます
高弾性スローロッドは除外となりますが、青物系ベイトロッドとフルソリッドロッドに関してはロッドのリフト角が確保できるモデルが進化していくのではないかと予想しています
アングラー側も頑張る
青物系ベイトロッドとフルソリッドロッドはゴルフで言う、ウッドとアイアンぐらい違うので…それぞれロッドの特性に合わせて釣りを展開するテクニックを身につける必要があります
なんでもかんでもロッドに求めるのではなく、アングラー側の進化もしてレベルアップしていきましょう
まとめ
・フルソリッドが一番てワケではない
・求めるロッド特性を明確に
・ロッドに合わせたテクニックを身につける
釣具の進化はまだまだ道半ば
クロマグロキャスティングのタックルのように、マグロジギングのタックルもこれから人気に応じて進化強いて行くでしょう
それまではアングラーもテクニックを磨き、経験を重ねていきたいですね^^
最後までご覧いただきありがとうございました
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