業界のタブー(!?)スピニングリールのドラグについて解説したいと思います
『ドラグはシ〇ノの滑り出しがよい』
『ダ〇ワのATDは使いにくい』
『○○グリスで激変』
釣りをしている方なら必ず聞いたことがあると思います
熱狂的なオカルトにも発展している部分もあり…
ビギナー目線では「何がどうなのか?」理解し辛い現状です
(その方が商品は売りやすいですが…)
基礎的な考え方を理解しておけば、ドラグ迷子にならずに済みます
タイトルの通り、バイクに例えて解説していきたいと思います
ドラグとは
意外に“超ハイテク機構”と考えている方が多いですが…
“ノブでスプールを押さえつけている”
“その負荷でスプールの動き出し加減が変わる”
これ以上でも以下でもないです
500円のリールも10万円のリールも同じです
その違いを説明するには一旦、釣り道具から離れてみると理解しやすいです
バイクに例えてみる
どうやったら分かりやすく伝えられるか?
色々と考えた末“バイクのブレーキ”が適切と判断しました
※筆者視点の例えなのでご容赦ください(汗)
スプール径・ドラグ枚数
=ローター容量
ドラグノブ
=キャリパー
ブレーキローター
=ドラグワッシャー
ブレーキパッド
=ドラググリス
モータースポーツファンの方であれば、なんとなくお分かりいただけるでしょうか?汗
市販のグリスはブレーキパッドの種類と考えると、非常にすっきりするのではないでしょうか^^
S社·D社の違いは(イメージ)
ーでは、一番気になるメーカー比較です
SWスピニングリールですと、、
S社…上下ツインドラグ=ツインローター
D社…片側多板ドラグ=シングルビッグローター
S社は上下にドラグを配置したツインドラグです
D社は片側でブレーキ容量を増やした構造です
この辺はオーナーの好みになるので優劣はなかなk付けられません
あくまでイメージし易いもので例えています
ドラグノブやネジピッチに注目すると、もっとドラグ(リール)への理解が深まります
下位モデルのドラグは
いわゆるストラディックSWクラスまでですが…
上位機種と比べて明らかに容量不足です
カタログ値は高いものであっても、基本的な容量が低いのでストッピング機能も低いです
一般道では十分な機能なブレーキ性能でも…サーキット走行では止まり切れない現象と同じです
現にストラディックSWで、20kgくらいのキハダをキャッチすることは出来ますが…
容量が足りず、ドラグをいくら締めても滑ってしまいます
これのおかげ(!?)で残り50mからのやり取りと、船べりの攻防に非常に時間を要します(汗
“デビューは出来るけど、ファイトは苦しい”
ーの現実は覚悟しておいた方がよいです^^
ほとんどの方がファイトが辛すぎて、即買い替えを検討していますが(笑)
エントリーモデルとしては超オススメです^^
大物ファイトで欲しいのは
滑り出しても定められたドラグ値で止まる安定したブレーキ力と安定性
これに尽きると思います
ステラSWやソルティガクラスがやはり”絶対的な信頼性”があるのでおすすめです(構造·素材の面)
まとめ
・ドラグの構造はシンプル
・性能は構造と素材による容量次第
・価格差は顕著に出る
バイクの例えは分かりやすかったでしょうか?
あまり難しく考えずにシンプルに考えれば、メーカーごとの特徴や商品特性などが理解できるようになります
とくにSWスピニングリールはドラグの重要性が高いので、参考にしてみてください
最後までご覧いただきありがとうございました
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