【キハダキャスティング】誘い出しorナブラ撃ち〜状況判断で確率UP!

【ルアーマグロ】

網代港の森竜丸さんでのキハダゲームで面白いのは『誘い出しキハダ』が楽しめるということです^^

相模湾内だと餌が豊富にあることで、どうしてもナブラ撃ちがメインとなります

しかし、御蔵島〜伊豆南沖の海域ではナブラになるほどの餌が少ないので、海面を意識しているキハダへ『誘い出し』が成立します

もちろん同海域でもナブラになることもあるので、両方のパターンに対応することでキャッチする確率が増えます

しっかり予習して挑みましょう!

大きく2パターン

餌とキハダのレンジが変わります

状況に合わせてルアーや誘い方を変えるとヒット率を高めることが出来ます

誘い出し

釣友の釣果。ブルポップ200丸呑み

キハダの姿が見えないが、反応がある時にトップウォータールアーを発見させてバイトに持ち込みます
餌にもよりますが、キハダの泳層に合わせてアクションさせます

・浅層…0m〜30m(約0〜3秒)
・中層…30m〜60m(約3〜5秒)
・底層…60m〜100m(約3〜30秒)

※()内はステイ時間の目安です

キハダは目が良く底層付近に居ても、海面の餌やルアーを認識しています

着水後のヒットが多いのも、ルアーが飛行中にすでに捕捉しており、着水した頃には狙いを定めている状態も多いです

着水直後のバイトにもラインスラックの処理など気を付けましょう

この日はブルポップ200が大当たり

キハダ(マグロ)を狙う場合、1アクションごとにステイを入れるのが基本です

更にこのルアーのステイ時間は“魚の泳層に合わせること”が基本となります

泳層が浅い場合は、捕捉に時間が掛からないのでステイ時間は短く

逆に泳層が深い場合は、海面までの移動時間を与えるためにステイ時間は長くとります
※ステイ時間は、様々な秒数が情報として飛び交っていますが…大事なことはその秒数よりも『泳層に合わせて、アングラーが変化を入れられるか』が大切です

船長のアナウンスで泳層や方向など聞き逃さないようにしましょう^^

誘い出しのルアーですが、その時々の餌のサイズを意識しましょう

ナブラ撃ち

・魚(キハダ)が見えてる状況
・鳥山やナブラが発生している状況

重要なのは鳥が啄(ついば)んでいる餌や、飛ばされている餌が何なのかを瞬時に見極めることです

餌のサイズと種類によって

カツオも誘い出しでよく釣れます

・浮くルアーか沈むルアーか?
・大きいルアーか小さいルアーか?

ルアー選択が出来ているならば、あとはキャスト精度が非常に重要となります

・ピンポイントに入れられるか?
・タイミングは良いか?
・ルアーアクションは必要か否か?

どの釣り座もチャンスあり

仲間6人全員キャッチ(2019年)

通常のキハダのナブラゲームであれば、当然ミヨシ有利となる釣りですが…

誘い出しのキハダとなれば、胴の間〜トモでもチャンスがあります※森竜丸さんの場合

キハダはぐるぐると船の周りを回遊しているので、誘い出しでアプローチしているルアーやアクションが合っていれば…ドカンとヒットします

全員にチャンスがあり、誘い出しで巨大な飛沫と爆発音を聞いたら…やめられなくなりますよ^^

御蔵島遠征キハダ実績ルアー

どこでも買えるインジェクションルアーをピックアップしてみました

ウッド製ルアーは文句なしに釣れますが、購入のハードルと耐久性がたまにキズです

インジェクションでもツボを押さえれば、ちゃんと釣れますのでご安心ください^^



ブルポップ200

※メーカーHPより引用

《ヨーヅリ》ブルポップ200
→見た目とは裏腹にキハダを海面まで持ち上げるパワーはNo1です。実は海外のキハダキャスティングや国内GTルアーで人気があるルアーです

重心・飛行姿勢ともに秀逸で圧倒的な飛距離も特徴の一つです

デフォルトのフックとリングは使い物にならないので、同サイズ社外品に交換しましょう


※釣友の釣果動画です
※ブルポップ200で30kgオーバー3連発!

フィードポッパー175

※メーカーHPより引用

《タックルハウス》フィードポッパー175
→垂直姿勢でキハダが吸い込み易いステイ姿勢が特徴。またショート〜ロングジャークに対応しており、アクションが自在にできます

別注平政190F&160F

※メーカーHPより引用

《シマノ》別注平政190F&160F
→名前は平政ですが、ダイペンの能力としては優等生です。誘い出しもナブラ撃ちもOKです

ヘッドディップ175F&140F

※メーカーHPより引用

《シマノ》ヘッドディップ175F140F
→コンパクトボディ+AR-Cで飛距離番長です
飛距離だけで喰わせている感が強いですが、ワイドウォブリングで最中を海面まで持ち上げる力も非常に強いです

バブルディップ180F&220F

※メーカーHPより引用

※メーカーHPより引用

《シマノ》バブルディップ180F220F
→流行のペンシルポッパーはウッド系が多いですが、これも実績多数です

180Fは飛距離にやや難あり(飛行姿勢がよくない)ですが、220Fは申し分ありません

ポッパー系はキハダの泳層が深い時に強い!

ラピードF160

※メーカーHPより引用

《ヤマリア》ラピードF160
→このサイズのペンシルで恐らく右に出るものはないです(インジェクション界において)喰わせのアクション・幅広いアクション・サイズに見合わない飛距離どれも優等生

ポップクイーンF160

※メーカーHPより引用

《ヤマリア》ポップクイーンF160
→伝統なポッパーペンシル代表
飛沫もアクションも良いですが、飛距離に難あり…。フォロー時は問題ないので、出しドコロを把握すればOK

カラーは派手目でOK

このカラーが廃盤…(泣)

魚に見つけてもらってナンボです
ピンク、チャート、グロー、ホワイトが入ったルアーは強いです

以前に書いた御蔵島キャスティングタックルの記事はこちら

【御蔵島プチ遠征】大物天国に行こう。キャスティングタックル編
大型連休が過ぎたあたりからジギング主体からキャスティングの出番も増えてきます。水温の上昇や餌の変化に伴い、表層のトップルアーにも出易くなってきます。ジギング同様に近海のヒラマサ・キハダスペックで十分に楽しむことができます。釣り座次第で色々と変わるので、あらかじめ準備をしておきましょう。

水温も上がってきたことで、キャスティングでのキハダ釣果が上がってきました
釣行の際にご参考にしてみてください^^

 

上記ルアーの実績カラーはこんな感じです

     

釣行のご参考にしてください^^



マグロゲームを極めるなら見ておきたい一冊です
全国のマグロゲームの特集、タックル、ルアー、アプローチ方法など
SALT WORLDのムック本で濃い内容となっています^^

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