【3月上旬から大政が釣れている】
前回ご紹介した各船で10kgオーバーのヒラマサがコンスタントに釣れている。
良い日は複数本も揚がる日も-。
いよいよ産卵前の春マサのシーズンとなりました。
【ヒラマサ狙いならキャスティング】
現在の外房のヒラマサは、キャスティングによる誘い出しで釣れています。
現地に出向いていないので、詳細は把握していませんが…
餌となるマイワシに付いて大型のヒラマサが回遊しているようです。
産卵前に積極的に栄養を摂取しようとマイワシを追っているのだと考えられます。
画像で確認する限りではチュウバサイズが主体なので、16cm〜19cmくらいのダイビングペンシルが出番です。
おすすめは…
《シマノ》別注平政160F F/B
■特徴■
ボディに内蔵されたフラッシュ板の効果で広範囲に光を反射し、集魚効果を高めています。また、浮力も高く、波高の高い状況でも安定してアクションします。
■飛距離■
☆☆☆☆
■アピール力■
☆☆☆☆
《シマノ》オシアペンシル160F AR-C
■特徴■
オシアペンシル150Fを踏襲し、ボディ下部がフラットになっていることが特徴。丸みを帯びたボディよりも多く水を攪拌することで、アピール力が高くなります。またAR-Cという重心移動機構のため、飛距離はダントツです。
■飛距離■
☆☆☆☆☆
■アピール力■
☆☆☆☆☆
《ヤマリア》ラピードF160
■特徴■
上記2ルアーよりもアピール力が抑えめで、ナチュラルな喰わせ能力の高さが特徴。重量は軽めですが、飛行姿勢が良いので飛距離負けしません。
■飛距離■
☆☆☆☆
■アピール力■
☆☆☆
実績も非常に高く、扱い易く、どこでも買える三拍子揃った優等生のダイビングペンシル3本です。
※ルアーの特徴などは、筆者個人の感想ですので参考程度に
しかし…相模湾のキハダキャスティングのノリで行けないのが、外房キャスティングゲームの鬼門と言えます…。
【外房はアンダーキャストのドテラ流し】
ご存知の方も多いかもしれませんが、これから初めて外房に行く方は頭に入れておいてください。
出来れば行く前に練習をしておくと、なお良いです
“外房のルアー船でのキャスティングはアンダーハンドキャスト”で行います。
ミヨシだろうが、トモだろうがアンダーキャストです。
オーバーヘッドキャストが禁止です。
(※乗船人数が少ない時や船長から許可があった時など稀に例外あり)
ドテラ流しで釣ります…
追い風側の舷がキャスティングで先にポイントに対してルアーを投げることができます。
潮の払い出し舷がジギングでの斜め引きで、全層を探ります。
※動画前半部分でBLUE BLUE吉澤氏が、ドテラ流しのジギングについて分かりやすく説明しています。
次の流しは左右舷を入れ替えて、ポイントに入れ直す―。
を繰り返して釣りを行います。
【専用タックルが望ましい】
ミヨシ以外の釣り座は海面までの距離が狭いためキハダ用のロングロッドでは、よほどのキャストテクニックがないと距離を出すことができません。
これから始める方であればキャスティングロッドは8ft以下が良いです。
出来れば“ヒラマサ”スペックが掲載されたものを選ぶと良いです。
個人的オススメは”ヤマガブランクスのブルースナイパー75/4と79/3”
外房でメインとなる16cm〜19cmのダイビングペンシルを投げ易く、バットパワーも強いです
重量も軽量な部類なので初めての方でも、簡単な練習で扱えるでしょう^^
リールは難しいところですが…
体力に自信があれば14000番にPE5~6号。
自信がなければ8000番にPE4号で初めてみましょう。
ギアは必ずハイギアを選択しましょう。
ドテラ流しなので巻き取りが遅いと、ラインスラック(糸フケ)を巻き取るだけになってしまうので…
可能な限りハイギアを選びましょう!
【ジギングでワラサ主体、キャスティングでヒラマサ主体】
私が好きな時期がちょうど今くらいで…
脂のノッたワラサ&サンパクを狙いつつ、大政のチャンスもあるタイミング…。
それだけでも釣りに行くのが楽しみになります。
その分、持ち込む道具も増えてしまいますが…
良い日にあたって後悔しないためにも、ジギングとキャスティング両方持ち込みたいですね。
↓↓↓他にもサイト内の過去記事”ルアー青物”ブログもご一緒にご覧ください
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