夏も終わり朝晩の冷え込みで、秋の到来を感じるようになりました
各釣具店にも冬用のウエアが並び始めています
業界に身を置いていた者としては、声高に言えることではないですが…
『釣具メーカーのウエアは高いです』
ただでさえデザインが他アウトドアメーカーより劣り、格安高機能ウエアが持て囃されている時代において釣具メーカーのウエアは割高感を感じざるをえません
かく言う私もオフショアの釣りを始めてからは、釣具メーカーのウエアはやめてしまいました…
救世主WORKMAN
もう語る必要の無いほどに市民権を得ている”WORKMANウエア”
現場で見る機会も増え、その機能の高さ故に船宿の方たちが愛用していることが何よりの証明になっています
ワークマンは 商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか / 酒井大輔 【本】
切り替えた理由
ウエアは消耗品
→オフショアはウエアに対してのストレスが激しく、すぐに劣化してしまいます
どんなに高性能なウエアも汚れと洗濯回数には叶いません
耐久性は変わらない
→GORE-TEXであれ、所詮は繊維とコーティングです
海水や魚の返り血を浴びるので、都度洗うことになるのですが…
ウエアの正しい洗い方は『基本、洗濯機は使ってはいけない』です
シャワーなどの流水で手で撫でて洗います
落ちにくい汚れに限りブラシなどで行いますが、決して強く擦ってはいけません
これをハンガーに掛けて毎回行わないと、高性能なウエアもあっという間に劣化します(定価5万超えでも一年は保たないです)
それなら”安価なウエアを短期間に着回した方”が効率的なので、釣具メーカーのウエアを着なくなりました
(在籍していた時もだいぶメーカーさんに価格の弱点は伝えましたが、どうしても下げられないようです)
価格差
・釣具メーカーの3~4万クラス
・WORKMANの3~5千円クラス
価格差は10倍ですが、ほとんど差を感じません
※ちなみに筆者はデザインなどそこまで気にしません
※釣りしている時に不便でなければ良いと思っています
1~2年でダメになって買い換えるなら…
・差額で釣行回数を増やす
・タックルに浮いた分を回す
-が私はお得感を感じます^^
使い勝手
WORKMANウエアが高性能低価格をウリにしていますが、やはり価格を抑えている分は使い勝手に多少の不満が出てきます
レインスーツ
・金属部は塩害による腐食と錆に弱い
・パンツのウエスト部が弱い
私の場合、WORKMANのレインは2着持っており…
・雨の日は今年購入したレイン
・晴れの日のアウターは去年購入したレイン
-という使い方をしています
こうすると無駄なく、性能の良い状態で使えます
防寒着
・金属部の塩害はレイン同様
・パンツにサスペンダーが無い
私は別売りのサスペンダーを取り付けて、使用しています
こうすることで防寒着によくある、ズリ落ちが無くなり釣りに集中することができます^^
【TAKA/タカ産業】Y型サスペンダー TA-0009 510210 サスペンダー ウェア
あくまで作業着ベース
総じて言える点が…
『釣りの動きを想定していない裁縫』
細かいところで、少し動きにくさを感じる時もゼロではないです
だからこそ釣りメーカーのウエアは割高になると言い換えても良いですね
ですが、釣りそのものが苦痛になるレベルではなく、違和感を覚える程度なので支障を感じるものではないです^^
筆者の洗濯方法
釣りから帰ってきたら、洗濯ネットに入れて洗濯機で水洗いです(笑)
洗い→すすぎ→脱水です
洗剤を使うと撥水機能が無くなってしまうので、絶対に使わないようにご注意ください
専用の洗剤や撥水材を使うのも一つの方法です
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まとめ
【総評】
・見た目…〇
・価格…◎
・性能…◎
・耐久性…◎
見た目にこだわる方にはおすすめできませんが…価格と性能を鑑みると、余分なお金を掛けず釣りを楽しめるウエアです
今シーズンのウエア購入を検討している方は参考にしてみてください^^
※ちなみにワークマンも釣り具メーカーのウエアも生産は年一回で、追加生産はないので気になっているウエアはお早めに購入しておくことをおすすめします
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