今年はおかげさまで良い釣りをさせてもらっており、PEラインの消耗がこれまで以上に早かったです
ジギング用のラインは初春に新品に巻き替えましたが、ほんの3ヶ月で裏表巻き替えして、そこからさらに3ヶ月使用で表面にささくれが…(前回の南沖でラインブレイクの要因になりました、、)

ちょうど巻き替えタイミング
この巻き替えのタイミングでちょうどシマノから新製品の“グラップラー8”というPEラインが発売されたので、こちらに巻き替えてみました
基本特性

パッケージ裏
・VT工法
→簡単に言うと、密編みで低伸度
当然、真円率も高まり高感度で強度の高いPEラインになります
・IZANAS®
→東洋紡の開発した高性能原糸のことです
安いけど品質の高い原糸でつくっている証左です
・ヒートシンクコーティング
→熱伝導率が水に比べ1/4と低く、耐熱性に優れたシリコン樹脂をコーティング(メーカー説明文より抜粋)

ジギング用に3号300m
つまりシマノ社のハイエンドPEラインのオシア8の技術をそのまま踏襲しているということです
インプレ

タナトル8と発色が違います
・触った感じはオシア8に近い
・出荷時の張りは強め
(タナトル8よりも)
・少し太い

コシが強い印象を受けます
ヒートシンク問題

軽い負荷でもしっかり回っていました
賛否両論あるシマノ社の”ヒートシンクコーティング”ですが、一部では『コーティングの滑りが良すぎることでラインローラーが稼働し辛く、ライントラブルも?』と噂もありますが、ラインローラーはきれいにまわっていました

一家に一台の高速リサイクラー
そもそもオシア8でも2シーズンそのようなトラブルには遭ったことがないので…
個人差のような気もしますが…
一応、そういう話もあると覚えておくと良いかもしれませんね^^
比較対象
・UVFソルティガデュラセンサー8Si2
→こちらは角打ち
→ライン直径が太いので、若干スプールから溢れる
→表面の角が立っているので、若干の糸鳴り
・タナトル8
→丸打ち&VT工法
→ヒートシンクなし
→表面コートがそこまで強くないので、キャスティングよりはジギングでの使い心地が〇
・スーパージグマンWX8
→丸打ち
→グラップラー8よりも細い
→筆者が長年愛用しているPEライン
まとめ

巻いた直後の状態
オシア8の製法を踏襲したコスパ最強ライン“グラップラー8”ですが、個人的には…
キャスティングで使ってみたいPEラインだと感じました

発色は非常に良い感じです
ジギングでは強度も大事ですが、潮切れと強度の両立が不可欠なので…
使い慣れているスーパージグマンWX8が好みです^^

ジグマンX8でぴったりの下巻きでしたが…
しかし特徴である“張りの強さ”や“コーティングの強さ”はキャスティングでかなり武器になるので、来年の春頃に試してみようと思います
(タイミング悪くちょうどストックのキャストマンブルーSPに巻き替えたばかりです汗)
シマノ(SHIMANO) LD-A71U GRAPPLER(グラップラー) 8 PE 300m 3.0号 10M×5カラー 59415
実釣使用感
外房ジギングで使いました
・水深20m前後のシャローエリア
・キャスト~ベベルジャーク
・風速7~9m/s前後
当初受けていた印象の通り、張りがあり感度も良好でした
発色もよいので入水点の確認も非常に容易でした
この感じなら水深50m以深でも期待できます^^
コメント