ジギングの楽しいところは、当日の“釣れるパターン”へのアジャストがあります
パターンを掴むといきなり連発することも少なくないので、釣果への近道はパターンをいち早く見つけることと言っても過言ではありません
先の青物ジギングもそれまでバイトも無かった状況でしたが、、
中盤からパターンを掴み、良型ワラサにアジャストすることが出来ました
今回は筆者の経験からのウルメイワシパターンについて解説したいと思います
地域や状況にもよりますが、今回ご紹介する内容が参考になれば幸いです
ウルメイワシとは
日本ではマイワシ、カタクチイワシと共にいわゆるイワシの一種として重要な水産資源となっている。
地方名としてウルメ、ダルマイワシ、ドンボなどがある。 ウィキペディアより
他のイワシとの違い
1歳で13センチ前後、2歳で17センチ前後、3歳で20センチ前後となる。
最大30cm近くまで成長するマイワシよりは小さいですが、平均的なサイズは20cm前後と同等です
産卵期もほとんど同じですが、群れ自体は別行動で湾内に入ってくるタイミングもエリアもバラバラです
イワシの遊泳力は時速2~3km/h程度と言われてますが、釣りをしている中での体感値は…
“マイワシ>ウルメ>カタクチ”
ーと、感じています
※筆者経験上の体感値な点はご容赦ください
当日のアクション
※船長のアナウンスで魚探反応がウルメイワシ餌と言ことが分かりました
ウルメイワシもマイワシ同様に遊泳力が高く、アクションスピードが重要です。
そしてこの日はウルメの群れの量に対して、ワラサの数が少なくうまく群れを固めて捕食できていない様子。
広範囲に逃げ回っているウルメを追いかけているので、泳層も広く展開していました。
上記の状況を踏まえ導き出した回答が…
“大きくスライドさせない高速ワンピッチジャーク”
-が、非常に有効でした
バイト&ヒットを連発していた同船者の方は、ベイトタックルでのハイピッチジャークでラインスラックもほとんど出していませんでした
筆者も色々とアクションを試してみましたが、ラインスラックを入れると魚からの反応は得られませんでした
また高速のワンピッチということで、ジャカ巻きも試しましたがこれも不発…
上記の動かし方で破綻しないジグが求められました
(ジグ選択はタックルバランスによって多少違い有り)
これを指示ダナの距離を引き続けるのでかなり体力勝負の釣りです(笑)
ジグ選択
まず餌のボリュームに合わせます
イワシの平均サイズである20cmということで、やはりロングジグのボリュームが適宜でしょう
また高速のワンピッチジャークでも破綻しないバランスの良いジグが望ましいです
ジグ名 | 使ってみた感触 |
キングスラッシャー200g | 〇ワンピッチ ✖ジャカ巻き |
ジガロ200g | 全体的に抵抗感が強かった |
あいやージグロング180g | 潮型に対して動きが悪く感じた |
2wayspikyTOUGH200g | 〇ワンピッチ ✖ジャカ巻き |
2wayspikyROUND175g | △ワンピッチ ✖ジャカ巻き |
2wayspikyLong195g | 〇ワンピッチ 〇ジャカ巻き |
当日の状況で色々と試して、筆者が最終的にしっくりきたものが“2WaySpikyLong195g”でした
※海況·船の流し方·風によっても違いがあるので、あくまでこの日の目安としてください
タックル
“バーチカル+高速ワンピッチ+長時間”
ーという条件もあり、ベイト有利でした
※体力的にもベイトの方が負担が少ないです
深場で最大サイズを釣った同船者の方はベイトでバイト&ヒットを量産していました
リール:17オシアジガー2000NRHG
ライン:PEライン2号
バーチカル主体の瀬戸内海ぽいタックル構成ですね
筆者はスピニングでタックルの不利をカバーしながら気合いで頑張りました(笑)
普段はドテラ流しになることが多い相模湾の青物ジギングですが、バーチカルの条件が揃うと非常に強力です
筆者も青物ジギングでベイトを使わないので、この日の釣果はよい経験になりました
まとめ
・餌のウルメイワシを理解
・直線的なアクション
・体力勝負!
とはいえ湾内の餌はコロコロ変わります、状況に合わせてパターンにアジャストして釣果に繋げることが重要です
ですがジグを必死にシャクたり、魚探とにらめっこたところで釣り人にはさっぱり餌の種類は分かさません(笑)そんな時は船長に質問してみるのも良いかもしれませんね^^
最後までご覧いただきありがとうございました
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