【フォールと姿勢変化中が重要】秋〜冬の伊豆沖マグロジギングその③釣り方

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日に日に伊豆沖マグロの釣果報告が増えて、ますます期待が膨らむ今日このごろですが…

筆者が予約を入れた日も無事に大時化予報で意気消沈しているところです…

こういうときはブログの執筆で気を紛らすしかないですね

今回はこの時期の”マグロジギングの釣り方”解説です

ドテラ流し·バーチカルどちらにも対応したいところです

これから挑戦を検討している方は釣りに行く前のイメージにお役立てできればと思います



ポイントの特徴

・泳層…100~150m前後
・中層狙い

南沖〜南西沖とポイントは色々ありますが、どちらもこの時期のマグロの泳層はおおよそこのくらいです

基本的に中層狙いなので、底は取らずに上(海面)からタナを取る釣りとなります

二枚潮や三枚潮+ドテラ流しになるとタナボケしやすいので、正確にタナを取るには少しテクニックが必要です

↓↓正確なタナ取りの方法はこちらを参考にしてみてください↓↓

ドテラ流し

アングラー全員が片舷に寄り、風を船体で受けポイントを横切らせて釣る手法です

■メリット■
○ポイントを広く探れる
○船からルアーが離れ、魚の警戒心が薄まる
■デメリット■
✖タナボケしやすい
✖アクションが難しい
✖ジグウエイトが重くなりがち

ドテラ流しはジグが横に向きやすい釣り方なので、比較的初心者でも釣れ易い釣りですが盲点があります

それは意図的にジグのアクションを操作するのが難しい点です

常に船が流れてラインにテンションが掛かった状態になるので、操作に慣れていない人は常にラインが張ったままでフォールや姿勢変化をつくれていないケースが多いです

結果として本人はシャクってフォールを入れているつもりでも、海中では直線的な動きになっているわけです

バーチカルよりも入力を増やしたり、フォール時間を長めに取るなどの対策が必要です

バーチカル

両舷で反応の上に乗せての釣りになるので、精度はある程度高い

■メリット■
○余分なラインが出ないので、タナボケはしにくい
○反応が真下にあるときは分かりやすいチャンス
■デメリット■
✖魚は船の存在を意識している
✖誘い幅は狭い

ドテラ流しと違い、意図的にアングラーがジグをコントロールして姿勢変化やフォールを入れないとマグロを狙って釣りにくいです

バーチカルの方がジギングの腕の差がで出やすい点は青物ジギングも同じです

なるべく横になり易いジグやフックセッティングで挑戦することをおすすめします



横がキーポイント

SFC公式Facebookページより

大型のマグロになると、その図体の大きさから俊敏に捕食行動をすることはニガテです
※人間と同じでたぶん面倒くさいだけと思いますが笑

“フォールが有効”と云われる所以はそこにあります

またフォール時だけでなく、ジグの姿勢変化中はジグがその場に留まります

これもマグロにとって絶好のバイトチャンスとなりますので、積極的に姿勢変化の時間をつくることが重要です

↓SFCさんの「船長に効く!!」Facebookページ↓

この情報を言えば…

「この情報を言えば俺は消される…」

メーカーさんは隠していますが、実はジグ(形状)によってバーチカル向き·ドテラ流し向きがあります

これを詳細に明かすと自社のルアーが売れなくなるので、ふんわりした表現に留めることが多いです
※ユーザーとしてはそこが知りたいところではあるのですが…まあ難しいですね

ある程度はジグの見た目で判断できるのでその解説は次回にまとめたいと思います



おすすめ動画

ビギナーが混乱する理由の一つに動画において、有名アングラーの動かし方がそれぞれ違うことにあります
-とはいえ各社のジグを有効に使うとなると、当然動かし方が変わるのは仕方がないのですが…

※動画内のジギングはすべてドテラ流しの釣りです


※ショートジグをロングロッドでギューッと上げてフッと落としています

確実に押さえておきたいポイントは…
”ジグを横にしてフォールさせる間を入れている”ところに注目しましょう


※棒状のロングジグを細かくシャクって姿勢変化のタイミングをつくっています

これを真似すれば飛躍的にヒット率を上げることができます


※板状のロングジグをジャカ巻きからフォール

上げのアクションは様々でも、止めとフォールをしっかり入れている点はどれも同じです

そしてフォール時の浮遊時間はジグの形状・フックセッティングで長短が変化します
同じアクションを出したい場合は、動画内のタックルセッティングも真似る必要があります

確認者

上げと下げのコントロール+フックセッティング+ジグ形状

これらをアングラーが意図的に操作する必要があります

筆者が”スロージギングがビギナーには向かない”と考えている点はこの操作難度の高さです

船べりチェックが大事

ーで、マグロを釣るなら是が非でも入れたい“フォールアクション”ですが…
『フォールが分からない』というビギナーさんも多いです

簡単な解決策は釣りをする前に必ず“船べりでアクション確認をする”ことです

✓どれくらいの強さで動かしたらどれぐらいジグが飛ぶか
✓飛んだあとの姿勢変化の流れ
✓フォールアクション発生から直立になるまでの時間を確認

この3点を肉眼で確認しておきましょう

ジャークしたあとのフォール時間は上記3項目目が基準となります

これを目視しておくだけで格段に釣りに集中できるようになります

アウトドア&フィッシング ナチュラム

まとめ

・ドテラorバーチカルに対応
・積極的にジグを横に向ける
・船べりチェックは忘れずに

ある程度、青物ジギングをやり込んだ方ならなんとなくイメージが伝えられたと思います

マグロを狙うにはとくに横とフォールが重要となるので、意識して釣りをしてみてください

次回はマグロジギングに向いたジグ(言い換えれば釣れるジグ)について解説したいた思います

最後までご覧いただきありがとうございました



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