ベイルアーム内側のアームレバーシャフト突起部が収まる凹みが破損していた為、アーム開閉機構が死んでいました
一応、仮組み状態で組み上げている状態でしたが、注文していたパーツが届きました
今回は交換パーツの組み換え作業です
アーム組付け

左側:新品、右側:破損パーツ
アームレバーシャフトの凸が入る凹みの横部分が欠損しています
ここはZAION(樹脂)なので、欠損し易いので注意です

プッシュアームの凹みが欠損しています
新品に交換しました
(パーツNo.101322)
ベアリング打ち替え

2010ZZベアリング
以前の分解時に死んでいた箇所は…
・オシレートギア(B)ベアリング
・オシレートギア(C)ベアリング
・ピニオンギア(B)ベアリング
ー以上の3個が錆や摩耗で駄目になっていました

今回の交換パーツ
ベアリングは消耗品なので、いちいちメーカー純正は使いません
巻き心地重視ならメーカー純正が一番ですが…すぐに海水にやられるパーツなので、汎用ベアリングの同サイズをガンガン交換して使います
もちろんベアリングはすべてナスカルブで被膜形成させて耐久性を上げます
※あまり知られてはいませんが、ナスカルブはベル○ンマーの原液です。稀釈したOEM版がベルさんです(メーカー営業氏談)
すべて整備作業が終わりました^^
糸の巻替え作業

テンションは最大締め込みから90度戻しです
以前にご紹介した“高速ラインマーキーver.2”+オプションパーツで巻き上げます
最大テンション5kg付近で、一定に丁寧に巻くことが出来れば大丈夫です^^

案の定スプールへの結束がプラプラでした…
巻いてあるPEラインを回収します
糸巻き作業がいい加減だと、このようにラインが波を打ちます
この状態はいつトラブルが起きてもおかしくない状態ですので、気になる方はチェックしてみてください
※今回は巻いてあるPEライン6号400mの巻き直しに留めました。ロッドが手に入った時にキャスト練習に使います
本番用のオッズポートは温存します
↓↓↓おすすめ糸巻き器

掛かった費用は…

完成しました
・リール本体…29,800円
・アームレバー…2,420円
・Oリング…110円
・ベアリング3個…1,210円
合計…33,540円(税込)でした
巷のぼったくり価格の半額程度で揃えることができました^^
今回はクロマグロ用に購入しましたが、PE8号タックルだと…
・サンマパターンのキハダ
・遠州灘キハダ
・玄界灘ヒラマサ
・沖縄〜トカラGT
どれでも行けるようになりました^^
あとはロッド…
糸巻きも完了しました
残すところは、これを搭載するロッドですね
こちらも深刻な問題を抱えています…
リール同様に好みのモデル&スペックが手に入らない状況です
この問題をクリアしないと釣りに行けません(泣)
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