本来のメンバーに欠員が出たことで、釣行日の数日前にお誘いの連絡がありました
そもそも予約を取ることすら困難な釣りモノです。用意は何も出来ていませんでしたが、二つ返事で釣行へ参加させていただくことになりました
昨年の青森釣行以来、2回目のクロマグロ挑戦となります。前回の青森はナブラを2度ほど見ただけで終了となりました…
釣果情報は日替わりで、1週間の中でもコロコロと状況が変化し、安定感のない釣果…
果たして結果は?
開始早々に…
出船から一時間もしないうちにポイントへ到着しました
無線が入り予定していたポイントよりも手前で跳ねているということで、予想外に早いスタートとなりました
ポイントで少し待っていると、そこかしこでボイルがあります
餌はカタクチかオオバ(20cm超のマイワシ)と聞いていたので、ナブラの移動の早さからバブルディップ220Fでスタートしました
何度かナブラ打ちをしましたが、バブルディップ220Fに反応はありませんでした…
今年の傾向
・水温変化が激しく、昨年よりもロングラン
・餌を汲み上げる場面が少なく、潮目で回遊待ちの誘い出しがメイン
・餌はカタクチイワシ7cm~10cm、20cm超のマイワシ
・ルアーはポッパー系が好反応
航程中に船長から聞いた情報はこんなところでした
船中一本目は…
跳ねていた付近から船を流し、同船者が誘い出しでヒットさせました
ヒットルアーは《ソウルズ》モグラッパー130-45gでした
しかし揚がってきたのは惜しくもリリースサイズ…
別の同船者の誘い出しにも何度もバイトがありましたが、これはすべてフックアップせず…
こちらのルアーは《カーペンター》ダムセル75を使用していました
ルアー変更

懐かしいルアーと言わないでください(苦笑)
この結果から…
・ポッパータイプ
・シルエットは小さめ
ーがキーポイントと判断し、私もルアーチェンジを敢行
《ブルーニングハーツ》Pixy160
に変更し、跳ねがあった付近を誘い出しで探るとすぐにヒット!
想定していたサイズよりも小さく、あっさり寄せられ浮いてきたのは…やはりリリースサイズでした(泣)
日が昇るとシビアに…
それまでは比較的ナブラに近づくことができましたが、明るくなると一切近寄らせてもらえなくなりました
1kmほど先で激しくナブラになっており、試しに向かおうとニュートラルからギアを入れた瞬間にナブラが沈みます(笑)
船団にはなっていませんので、よほど船の音が嫌なんでしょうね…
潮目で誘い出し

一瞬のナブラに間髪入れずアプローチ
ナブラに近づくことが出来ないので、潮目でひたすら誘い出しで待ちます
上手いこと噛み合うと船の近くで跳ねだすこともあります
その一瞬にアプローチ出来れば釣れる状況なので、キャストの”飛距離”と精度が非常に重要です
ここで同船者が一瞬の跳ねを捉え、ようやくキープサイズを1本キャッチできました
ルアーは先ほど同様モグラッパー130-45gでした
音で寄せる

この日はPixy160で10バイト以上でした
キープサイズから一時間はまったく反応もなく、厳しい展開になりました
ナブラの距離もドンドン遠くなり、近づくこともなくなりました
遠くの潮目1km以上向こうで跳ねている状況でしたが、ナブラは360°どこでも跳ねている状況
魚探にも反応が時折映るので、誘い出しでマグロに気付いてもらうイメージでしつこくアピールしていると…
久しぶりに海面が爆発しました
跳ねて見えているサイズは30kgオーバーの個体でしたが、揚がってきたのはまたもやリリースサイズのメジでした…
我慢比べ
その後もポツポツと潮目で待ちの体勢
魚との我慢比べで、船の回りに来たときにアプローチする展開でした
跳ねを追っかけてしまうと、そのナブラが沈んでしまうばかりか、船のまわりからマグロ遠ざけてしまうので…船は動かさない方がチャンスが訪れます
ポツポツ釣れていきましたが、結局あれ以降はキープサイズは揚がらず…沖上がりまでリリースサイズのみで終了となりました
結果は…

バイト多数でボロボロに
バイト自体は10バイト以上出せたのですが、ヒットは3本すべてリリースサイズ
サイズもそうですが、フックアップに課題が残る釣りになりました
初めての上越クロマグロ挑戦で、ボウズで無かったことは収穫ありですが…やはりキープサイズを手にしたかったです
目で見える範囲で、大型個体の跳ねも確認していただけに悔やまれます
当日のヒットパターン
ヒットは多くほとんどリリースサイズでしたが、キャスト精度やアクションが合っていないとバイトすらしてもらえません
派手な割にかなりシビアです
ナブラ打ち
・一番アツいスポットに一発で入れる
・ショートポッピングで泡を出して、泡とルアーと同調させる
→ルアーと泡がずれていると、マグロが泡にミスバイトしてします
誘い出し
・ロングキャスト(50m以下はバイト激減)
・ショートポッピング+ステイ2秒
(マグロの泳層は30~40m付近)
・海面に変化のあるスポットを狙う
メインタックル
ルアーが小さく軽いため6号タックル主体
ロッド:《シマノ》オシアプラッガーフルスロットルS82MH
リール:《シマノ》15ツインパワーSW14000XG
ライン:《XBRAID》スーパージグマンX8 6号300m
リーダー:《XBRAID》キャストマンアブソーバー130lb
※アシストリーダーシステムをスクラム16#6号1mにて制作
ルアー:《ブルーニングハーツ》Pixy160
フック:《BKK》Roptor-Z#2/0
接続具:《オーナー》TSS-51ジグスピン#4
リング:《ヤマリア》ファイターズ楕円リング#8
※初期ドラグは3~4kgほどで相模湾スタイル。走らせてからドラグを締めていきます
↓↓↓筆者タックル詳細ページ↓↓↓

再挑戦!
初めての海域でしたが、船長と色々情報交換が出来、収穫も非常に沢山ありました^^
また機会をつくってリベンジしたいと思います
最後に…
TAC絡みで遊漁船でのクロマグロの採捕も問題視されています
大手を振って釣りが出来るように取り組んでいきましょう

マグロゲームを極めるなら見ておきたい一冊です |
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