年末年始は荒天続きで群れの入りも少なく静かだった日本海側のブリジギングが釣れています
日本海側の魅力は丸々と肥ったブリが一日何本も釣れる日があることです
関東じゃそんなタイミング滅多にお目にかかれません(涙)
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日本海の青物ジギングといえば有名な“丹後ジャーク”をご存知でしょうか?
日本海で生まれたテクニックですが、実は関東でも応用可能なテクニックです
知っているのとそうでないのでは、釣果に差が出でしまいますのでぜひ参考にしてみてください^^
丹後ジャークとは?
日本海側、京都北部の“丹後エリア”で生まれたコンビネーションジャークの呼称です
“高速巻き+ロングジャーク”で激しい見た目が特徴的なしゃくり方です(動画参照)
・深い水深100m前後
・二枚潮
・緩い潮流
ーで、青物のスイッチを入れるために生まれたテクニックです
関東で見ることはほとんどないアクションです
ブリ族の好むアクションとは?
青物御三家をアクションで分別すると、ブリ族だけ好むアクションが違います
■横方向の動体視力系■
ヒラマサ、カンパチ
■縦方向の直線速度系■
ブリ族(ワラサ、イナダ)
丹後ジャークはブリ族が好む、縦方向の高速巻きでスイッチを入れて→ジャークで喰わせるという積極的にアングラーが仕掛けていくしゃくり方です
省エネジャークは魚の為に非ず
以前にも“疲れないしゃくり方”で解説したように、省エネジャークでは積極的に魚のスイッチを入れることはできません
全体的なレベルの影響か、関東ジギンガ―は遅めの(ゆっくりした)アクションの人が多いです、、
冒頭の動画のように、時にはガツガツしゃくってみると新たな1ページが開けます^^
魚が高活性時の場合は、受動的に魚からヒットしてくれる時は釣れますが…
もっと釣るには能動的に釣る必要があります
『疲れないように』と動かしているようではいけません
スポ魂アングラーである筆者は現場でそういう方を見かけると、松岡○造さんばりに熱くなってしまいます(笑)
知っておきたい2パターン
『それは日本海だけの釣り方でしょ』
という疑問もあると思いますが、このテクニックは関東でも応用することが可能です
代表されるパターンを2つ紹介します
冒頭でも触れていますが…あくまで水深がある程度深く、潮の流れが上下で緩慢な時に有効なテクニックです
その辺りは状況を察知しながら、臨機応変に使い分ける必要がありますのでご容赦願います
カタクチパターン
10cm前後のカタクチイワシが餌となっている状況では、飛ばしを抑えた小刻みなショートジャークが有効になることがあります
もちろんスピードは早めです
餌の群れから逃げ惑うカタクチをイメージして、餌の反応を通過させます
マイワシパターン
遊泳力の高いマイワシなので、遅いスピードでは魚のやる気スイッチが入りません
丹後ジャークと同じように、高速ジャカ巻きからジャークを入れると効果的です
どちらのパターンも、、
・高速巻き中にバイトするか
・ジャークで姿勢変化した瞬間にバイトが来る
-ので…“狙って釣った感”が非常に強いです
よもやま話
そもそもの話ですが、東日本と西日本ではジギングアングラーの数が全然違います
青物が人気魚種ということもあり、西日本の釣具店でのジグの在庫量はハンパじゃないです
売れ筋や釣れ筋のジグはピンにミチミチに押し込まれており、シーズン時にはそれが完売してしまうのだから恐ろしいです
(関東じゃそんなことほとんどないですが、、)
関東では見かけないメーカーさんのジグもたくさん在庫しているので、店内での物色時間が楽しいです(笑)
西日本に行く予定がある方は釣具店に立ち寄ってみると楽しいですよ
ーということで、アングラーの母数も多く、ジギンガーの平均レベルもめちゃくちゃ高いことが特徴です
その中でも特に上手い方のジャークテクニックは勉強になります
まとめ
・関東でも使えるアクション
・カタクチ&マイワシパターン
・テクニックを増やせる
ちなみに丹後ジャークが有効な時の潮流れにあったジグを判断することも非常に重要です
そこまで深堀りするとまた長くなるので、それはまたの機会にしたいと思います
最後までご覧いただきありがとうございました
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