【初心者のギモン】エンドノットのキモ“ハーフヒッチ”を綺麗に編むコツ

【釣り×テクニック】

今年は知人&友人がプチ遠征デビューを控えており、筆者としては大物ゲットに協力すべく同行を予定しております

初の遠征&大型回遊魚において重要になるのがノットの完成度です

せっかくの大物がヒットしても、ノットに不安が残るようでは釣りに集中出来ないばかりか…せっかくの大物を逃すことにもなります

今回はノットについて解説します!

…。

ーではなく、意外にも中級アングラーさんからも相談を受ける“ハーフヒッチ”の編み方について解説したいと思います

意外と軽視されがちなハーフヒッチだけを深堀りしたいと思います^^



初心者あるある

ネットの情報や動画の通りにやってはみるものの、出来上がったノットはぐちゃぐちゃ…

かつて10年前の筆者です(笑)

1~2ヶ月くらいFGノットを練習しても、すっぽ抜けて自信を無くしていました

またせっかく摩擦系ノットをリーダーに食い込ませられても、仕上げのハーフヒッチがきれいに編めず酷い仕上がりでした(汗)
完成度が甘く、シーバスやシイラでも抜けましたからね。。

慣れたアングラーは無意識に出来ますが…

初心者時代には意外とハードルが高いテクニックがハーフヒッチの編み込みです

筆者の編み方

ここ数年はFGノット

ジギングもキャスティングも同じです

・交互編み
・リーダー+本線=10回
・本線=6回
・エンドノット1回

編み込み回数は色々、情報ありますが摩擦系の長さに近づけるようにしています

本線も6回と多めですが、以前に3~4回でやっていた時にファイト後に解れることがあったので回数を増やしました

注意点

・熱を入れないように
→高性能になったPEラインと言えど、ポリエチレンの弱点は熱です

・真っ直ぐに編む
→カタチが歪になると、角が引っかかりの原因になります

・基準側のラインは固定
→摩擦系ノットを締め込んだ側が基準側です
ハーフヒッチするたびに、基準側が動いてしまうとハーフヒッチも向きがバラバラになります



ハーフヒッチだけ解説

それでは摩擦系の締め込みが完了したところからスタートします

左人差し指の位置

締め込みのハーフヒッチの端糸の向きが、毎回同じ向きにすると再現性が高くなります
(筆者は画像の編み方で手前側になるようにしています)

この辺りまではゆっくり熱が入らぬように

一回目の表側のハーフヒッチです
端糸をくぐらせたら、ゆっくり手前まで輪を持ってきます

摩擦熱を入れないように

ゆっくり端まで輪を追い込んでから、徐々に締め込みます
早くやろうとして本線を擦ってしまっては本末転倒です

一回一回、三方向に引いて締め込みます
(リーダー本線、PE端糸、PE本線)
ちなみに筆者はPE端糸は口で引っ張ります

続いて裏側のハーフヒッチですが、左指でつまむ位置は変えません(重要)
ここがズレてしまうと、ハーフヒッチのコブ位置がバラバラになってしまいます

基準側を動かさければこの通り

交互の編み込みが10回終わったところです
左指でつまむ位置が変わらないので、このように同じ向きでハーフヒッチを編むことが出来ました

続いてPE本線への編み込みですが、左指で同じ位置をつまんだまま本線に移行しましょう
あとは先ほどと同様に編み込めば、、

本線への編み込みも同じ方向に

6回本線に編み込みが割りました
こちらも編み込みの向きは一定に出来ています
つまむ位置を変えなければ、PE本線の編み込みも同じ向きで仕上がります

筆者は表側でエンドノットします

エンドノットは2回輪をくぐらせます

力加減に注意

エンドノットも端までゆっくり持っていき、徐々に締めながら最後に力を入れて締めます

先ほどのハーフヒッチよりも強い力で締めると、編み込んだハーフヒッチが動いてしまい、PE本線に熱が入りリテイクする羽目になるのでご注意ください

仕上がりはこんな感じです
締め込み以降の向きが一定になっています

【きれいに編むコツ】
左手で押さえる位置は固定
向きがバラバラだったり、螺旋になっている方は締め込み側の押さえる向きが常に動いてしまっているので注意して編んでみてください

リーダーもコツは同じ

動画内の田代船長のように、リーダー本線を引っ張りながら行うと上手くいきます

リーダーの編み込みも同じ考えで

毎回同じ力でグイグイ締めると、弓の弦が張るようになってしまい、編み込み部がアーチ状になるので徐々に締める力を弱めるのが真っ直ぐにするコツです

アウトドア&フィッシング ナチュラム

まとめ

いかがだったでしょうか?

今までなかなか真っ直ぐ編み込みが出来なかった方は、今回ご紹介したやり方をぜひ参考にしてみてください

摩擦系ノットやPRノットの前半部分は上手く出来ていても、仕上げのハーフヒッチが雑でノットが解れている人がけっこう多いので非常に勿体ないです

ノットに自信が持てれば、安心して大物とのファイトに集中できるので今シーズンの遠征&キハダシーズンまでに身につけてください^^



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