【失敗しない】“ギア比の選び方”関東オフショアジギングは8000HGがマルチに使える

【釣り×タックル】

関東ジギング初心者が陥りがちな間違えが…
『PGの方が巻き上げ力が高いから、初心者でもジギングが楽ちん』

ーという考え方です

残念ですが、関東エリアでPGしかも8000PGが活躍する場面は少ないです…
(マニアックな10000PGは例外)

先日の友人15ツインパワーSWは、まさにこの勘違いでギア比変更となりました



関東に8000PGは不向き

8000PG 8000HG 10000PG
最大巻上長 94cm 107cm 102cm
ハンドル長 75cm 75cm 75cm
自重 615g 615g 655g
糸巻量(PE) 4-300m 4-300m 5-300m

ご覧の通り糸巻き長が8000HGと比べ、13cm/1回転も違うことが分かります
ハンドル10回転では1m以上変わってくるということです

これが何を意味するか?というと
ドテラ流しや潮が早い時に“ジグが動かせない”ということです

筆者
筆者

関東エリアはドテラ流しや潮が早いエリアが多いので、使いにくさが目立ってしまうこととなります

10000PGの選択肢

※シマノ公式HPより

糸巻き長に目をやると102cmでその差は僅かなので『これならPGが使える』と思ってしまうのですが…

自重に注目してください
現行機種はローター・スプール・ハンドルノブの分、重くなり40gも重量増です

ただでさえ身体が出来上がっていない初心者が振り回すには疑問が残るウエイトです

ちなみに10000PGの愛用者はジギングベテラン勢に多いです
とくに大型カンパチや大型ヒラマサを狙う方に愛用されています

PE4号以上を用いるジギングや、重いタックルを扱えるスキルや体力があるからです

8000PGは日本海側で人気

太平洋側と比べて潮が緩く、バーチカルに狙うことが多く、また釣れる平均サイズが大きいので8000PGのメリットが活かせる環境だからです

関東ではまずないセッティングですが、8000番にPE2号というのも日本海エリア独特と言えます



関東エリアは8000HG

一番ジギングで万能に使えるスペックです

・南房〜外房でのドテラ流し
・東京湾でのハイスピードパターン
・伊豆南沖や御蔵島の二枚潮・三枚潮

ーなど糸巻き長がメリットになる場面が多いです

友人も前回の伊豆南沖釣行でタックルを交換した時に、あまりの操作性の違いに驚いていましたからね^^

アウトドア&フィッシング ナチュラム

まとめ

PGギア比の特性“巻く力が軽くて済む”はまちがいでもないですが、正解でもないです

S社のリールは”インフィニティドライブ”
D社のリールは”モノコックボディによる大口径ギア”

ーによって、トルク不足を補うほどに進化しています

筆者
筆者

最新技術の恩恵を受けつつ、ギア比は使うエリア・使い方を理解して選ぶと良いです



 

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