【必須テクニック】大物ファイトの基本“ロッドの立て方”練習方法を解説

【釣り×テクニック】

今回の解説シリーズは大物とのファイト時に必須テクニック

“ロッドの立て方”

を解説したいと思います

単純な動作の割に意外と出来ている人が少ないテクニックでもあります

身につけておくと不意に大物がヒットしても、スムーズに動作が取れ有利にファイトをするとこがができます

立て方に不安のある方はぜひ参考にしてみてください



必須テクニック

ファイト時間が長く、相手の重量も重いマグロとのファイトには…
ロッドエンドをお腹や下腹部に当てる必要があります

動画を観ていてもほとんどのアングラーがロッドを立てているシーンがあります

いかにも“大物と対峙している”場面ですが、思いの外スムーズに出来る人が少ないです

一度、自転車に乗れるようになるといつでも無意識に乗れるように、身体に染みつけておきたいです

まだ大物を釣ったことがない方は、しっかり練習しておきたいテクニックです

咄嗟に出来るには

筆者はひたすらワラサジギングで練習しました

当たり前のことですが、人間は経験していないことを咄嗟に行うことはできません

・野球のバッティング
・ゴルフの球打ち
・ビリヤード

…等々と同じように、初めての経験でいきなり出来るということは少ないです

まだ大物を釣った経験のないアングラーさんほど、ロッド立ての練習が重要になってきます

今回ご紹介する練習方法は簡単で自宅でも出来るので、ぜひ試してみてください



はじめに

バランスが取れているポジションは見栄えも良いです

まず練習の前に”ロッドエンドを立てているる最終状態”を決める必要があります

とくにロッドエンドを…

・ギンバルに入れる
・お腹に当てる
・下腹部に当てる

などアングラーによって、ロッドエンドの当て方は様々です
※耐力・身長・体重・手足の長さなど、各々にベストスポットは違うため

ギンバルを使わない人は、ロッドエンドを当てても痛くないポイントを見つけておくことが大切です
※ちなみに筆者は股関節下部のくぼみに当てています

筆者
筆者

中乗りをしていて困ったのが、キハダのヒット中に”どこに当てたら良いか分からなくなって”混乱してしまう方のフォローが一番大変でした(汗)ヒット中にあてる場所を見つけるのは難しいです

一連の流れ

魚が落ち着いたらロッドを立てます

ヒット直後は脇に抱えています

テコの原理を有効に使います

左手でフロントグリップを握り、持ち替え動作に移ります

上からグリップエンドを押し込む

右手でグリップエンドを握ります
※この時にテコの原理を利用して、グリップエンドは上から押さえつけるようにするのがコツです

福圧を入れて、上半身が前のめりにならないように

そのまま右手に体重を乗せるよう肘を伸ばして、グリップエンドを所定の位置に当てます

腕力ではなく、背中でロッドを曲げるイメージ

ロッドを持ち替えてロッドに体重を預ける

※ロッドはテンションが抜けないよう曲げたまま行う
※持ち替え動作はスムーズに行えるように



ギンバルの抜き差し

忘れがちな知識ですが”ギンバルの位置決め”が出来ていない方も良く見ます

ベルトがだるだるの状態ではファイト中にズレてしまうのは…良くないです

またギンバル位置もあまりにも下方向(股より下)にあると、咄嗟に持ち替えることが難しいです
筆者的には股よりも上、へそよりも下あたりで、痛くない箇所を見つけるのがベターと考えています

ベルトを締めた状態で”理想の位置にロッドエンドが来るポイント”を見つけておきましょう

またロッドエンドの径によっては、ギンバルにハマってしまうこともあるので前もって知っておきたい情報の一つです

脇抱え&腹当てのメリット·デメリット

【脇抱え】
■メリット■
・リールが巻きやすい体制なので、テンションを一定に保てる
=バレにくい
・ヒット直後、魚が暴れている時に有効なファイト
・魚が暴れやすい船べりでの攻防に有効
■デメリット■
・三角筋に乳酸が溜まりやすく、疲れやすい
【腹当て】
■メリット■
・ロッドに体重を預けることができ、乳酸を分散できる
・ロッドのパワーを活かせる
・長時間ファイトに向く
■デメリット■
・身体からリールが離れるので、リールを素早く巻くことが難しい
=ラインテンションが抜けやすい
※ファイト安定期にロッドを立てることが前提
・ライン角度に気をつけないとロッドを折る可能性がある

アウトドア&フィッシング ナチュラム

まとめ

・経験していないと咄嗟に出来ない
・ギンバルを使うにはポジションもチェック
・脇抱えと腹当てを使い分けてファイト

自宅で練習しておくと、もしもの大物ヒット時にでもスムーズにファイトの体勢が取れるようになります

もちろん運動不足の状態では厳しい闘いになることもあります
スポ魂野郎の筆者としては簡単な筋力トレーニングから始めることもおすすめいたします^^

ロッドの立て方をさらに有効にするギンバルの記事はこちらです

最後までご覧いただきありがとうございました



コメント

タイトルとURLをコピーしました