キハダが沿岸寄りで釣れているのに、なかなか海に出られなくて参っています…
状況としては…ちょこちょこキャスティングでキメジもカツオも釣れているので、ビギナーさんでも釣りやすい状況になってきました
今回はビギナーさん向けに”キハダキャスティングでのルアー選択の目安”について解説したいと思います
とくに悩みやすいダイビングペンシルとポッパーの使い分けなども紹介したいと思います
なんとなく使っていませんか?

釣りたいと釣るの両立は難しい。。
ルアーセレクトの基準はありますでしょうか?
それは魚に合わせたルアーセレクトになっているでしょうか?
“このルアーで釣りたい!”という信念があれば話は変わりますが…
そもそもヒット数が少ない対象魚なので、少しでも確率を上げる行動をしたいところです
確たる理由に基づいてルアー選択をすることで、自ずとヒット率を上げていきましょう
ペンシルとポッパーの使い分け
意外としっかり使い分けできている人が少ないと思います
同じトップルアーでもその効能は違いがあります
簡単な図式としてはこんな具合です
アピール力 | ポッパー>ダイペン |
アクション | ダイペン>ポッパー |
得手不得手を理解して、何を優先させるかで選択したいです

別注”平政”とありますがキハダも良く釣れます
・魚の姿が視認できる
・魚探反応で水深40m以浅
・見えているキハダにダイペンのリアルアクションで食わせるイメージ

飛距離があともう一声欲しいバブルディップ
・魚の姿が視認できない
・魚探反応で水深100m以浅
・見えていないキハダを泡とサウンドで惹きつけるイメージ
もちろん例外もありますが、基本的な選択基準はこんな感じです
曖昧に判断するよりも、指標を持って決めた方がコンセントレーションも高い状態で釣りができます(疑心暗鬼の釣りほど、釣れないのは明白です)
エサに合わせたサイズ感

上から14cm,16cm,19cm
以前にも紹介したことがありますが…
捕食している餌に合わせて”小·中·大”で選びます
各社からリリースされているルアーサイズはこのサイズになっているので、振り分けも簡単にできると思います
もし手持ちルアーのサイズが偏っていたら、足りないサイズを買い足しておくと良いです^^
状況の観察·分析が重要

変化に気づけていますか?
釣りをしながら常に周囲の変化に気を配り、変化を見逃さない観察力が大切です
海の状況は常に変化しているので、ずっと同じルアーや釣り方で良いという状況は少ないです
同じルアーにしても使い方を変えることでヒットするなんてことも多いです
また自分以外のアングラーさんのルアーや釣り方などをチェックしておくのも大事です
違うルアーや釣り方での釣果とあらば、すぐさまそれを取り入れることでヒット率を上げることができます

情報を精査して分析→実践
何にしても変化に気付ける観察力とそれに対応した分析が釣果のカギです
分析に関しては…必ずしも解答が出るわけではないですが、思考しながら釣りをすることで、精度がどんどん上がっていきます

もちろん筆者の精度もまたまだ甘い成長途中です(汗)
釣るなら2セット以上
キハダがコンスタントにキャスティングで釣れる時期になると、餌の種類も増えてくる頃合いです
『こっちのナブラの餌は〇〇を、あっちのナブラの餌は△△でー』
ーという状況も増えてきます
こんな状況で”一張羅のタックルで、ナブラの餌を確認する度にルアー交換”なんて離れ業は出来ません(笑)
ナブラや単発の跳ねを見た瞬間にそれに合わせたルアーが装着されているタックルで即座に投げられるとヒット率が高まります
余談
相模湾内で高確率でキハダをキャッチしているベテランアングラーさんは、持ち込むタックル数が非常に多いです
キャスティングタックルだけで4~5セットくらいは持ち込みます
プロアングラーや筆者の師匠などは、7セット以上持ち込むことも珍しくないです(汗)
これは湾内は沖に比べて、餌の種類が増えることが要因の一つです
誘い出しに加え、ナブラやイワシ団子も発生するので…
より一層ルアー選択が多岐にわたることになります
ざっくり解説すると、、
・フローティングとシンキングで2種類
・小·中·大で3種類
この時点で6セットが確定します
あとはカラー違いのもので1~2セット用意というのが、ベテランアングラーさんに多いです
まとめ
・見えるか否か&レンジを意識
・主たる餌のサイズを確認
・状況を常に観察して臨機応変に
ペンシルとポッパーの使い分けは、キハダのキャスティングゲームのキモです
今回の目安を参考に、ぜひゲームを展開してみてください^^
最後までご覧いただきありがとうござました
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