【拘っていますか?】オフショアジギングの接続具スイベル選び

【釣り×タックル】

意外と(!?)接続具の話題って出ないですよね

餌釣りにおいても、ルアーゲームにおいても釣り人と魚をつなぐパーツですが、クローズアップされることが少ないです

釣り場で色々なアングラーさんの接続具を見ますが、釣りものが同じでも種類やサイズが違うことが分かります

今回は初心者・入門者の方に向けて、接続具の解説をしてみようと思います



接続方法の違いによる特徴

スイベル接続の特徴

○糸ヨレし難い
✖感度が若干鈍い
✖ルアーの動きが若干悪い

→ファイト時間が長くなる、マグロ族のルアーゲームによく用いられます

コンビリング接続の特徴

○感度が良い
○ルアーの動きも良い
✖糸ヨレし易い

→ルアーアクションも良く、感度も良いのでシビアなジグコントロールが必要な時に

上記のような特徴がそれぞれあります
筆者の近海ジギングは水深50m〜100mで行うことがほとんどです

この水深で何度もシャクリ上げると、ラインがものすごくヨレます

ヨレがキンク※1を起こしてしまうと、負荷が掛かった時にラインブレイクに繋がります
※1.建設・土木、医療、釣りにおいて、糸・ロープ・ケーブル・ホース・チューブなど、主に細長い物を巻き上げているとき、解いてるとき、または引き延ばすときに、折れ、よれ、潰れが発生することにより元の形状に戻りにくくなることを「キンクする」という。Wikipediaより引用

以前はコンビリングを

オフショアジギングを始めた当初は、コンビリングを使っていましたが…

回収毎にジグが「ブーンッ」と、高速回転するあの様が苦手で…

それ以降はスイベル派となりました

コンビリングを使用してのラインブレイクの経験ははありませんでしたが、ヨレが強烈に発生している状態で釣りをしていることが精神衛生上、私は耐えられません(汗)

必ずベアリングタイプ

※DAIWA:DスイベルSSローリングスイベルWebサイトより引用 

タル型スイベルは絶対に使いません
ベアリングスイベルを必ず使うようにします

※特許登録 株式会社釣研 特許登録図面(6)より引用

理由はタル型スイベルは構造上、負荷が掛かると面で接触してしまい回転し難いからです
ベアリングは負荷が掛かっても、力が分散して回転するのでタル型よりもヨレを軽減できます

しかし、この「負荷を逃がす」という点で、ジグからの情報量が減少してしまう点がネックです

リーダーとの結束

ベアリングスイベルは片側が固定、もう片側が回転となっています

リーダーと結束するのは“回転側”に行います
これはヨレを解消したい側を動かすという狙いからです

私が愛用している《NTスイベル》2リング/BBパワーは見た目が上下対象で分かりづらいですが、メーカーによっては回転側が細い形状になっているので分かり易いです

アウトドア&フィッシング ナチュラム

まとめ

・メリット&デメリットを理解する
・サルカンよりもベアリングタイプ
・初心者には接続リングがおすすめ

接続具による特徴を押さえて釣りの効率を高めましょう

一番良くないのは“何となく”で、狙いや特徴を把握していないと…ラインやルアーのパフォーマンスが引き出せなくなってしまいます

セッティングのご参考にしてみてください^^

   



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