普段はルアー釣りメインですが、今回はたまたま機会があり相模湾のコマセキハダに行ってきました
この時期の名物となった
相模湾の小田原モンスター通称“小田モン”と呼ばれるモンスターサイズのキハダがターゲットです
船宿は
いつもルアー青物でお世話になっている、小田原早川港の隠徳丸さんにお世話になりました
小田原早川港は平日でも、多くの小田モン狙いの釣り師で賑わっていました
朝一のゲスト
オキアミコマセの釣りは何年ぶり?
ーというくらい記憶がありません
レンタルタックルで釣り方を思い出すように、船長の指示ダナにアプローチすると…
さっそくアタリを得られました
30m付近の群れ反応だったので、カツオを期待しましたが…可愛いペンペンシイラでした(苦笑)
昼頃までは修業時間
それ以降はパッタリ魚の反応が得られず、無の時間が流れていきます…
魚探に反応が無いわけではなく、反応が近寄ったり通過はするもののキハダからの反応がまったく得られません…
ヒットは突然に
昼頃に近くで他船にランプが点灯しました
※船のランプ点灯は、他船に大型キハダとファイトしている時に点灯して知らせる目印です
ここで船長もバラけた良い反応を捉え、仕掛けの投入開始
『この反応は喰う反応だから集中してよ』
『活性上がってタナ上ずってるよ』
ーということで、打ち返しでタナを変えようとしていた矢先に、船長が出していたタックルにキハダがヒットしました
選手交代
ヒット直後、下に横にと縦横無尽に暴れるキハダを追うべく、船長は操船に専念するために常連さんにバトンタッチ
キハダを追い回し、ようやく縦で落ち着き勝負開始です
何度か30m付近までは来るのですが、ここからのイヤイヤが激しく、また100m以上潜るを繰り返しファイトしていた常連さんがダウン
私に選手交代となりました
責任重大
残り50m付近のダッシュで交代となりましたが…このダッシュがまったく止まらず…あっという間に330mほどラインを引き出されました
ここで動きが止まったので一気に勝負をかけることにしました
ドラグを1/2回転ほど締め込み、キハダの顔が下がらないようにファイトです
電動リールも40分以上酷使しているので、これ以上の使用はモーターがオーバーヒートしてしまうため一気に揚げる必要があります
※D社の電動リールは保護機能として、高負荷・長時間になるとブレーカーが落ちる仕組みになっています。その後は5分以上のクールタイムが必要となります。
途中、200mと100m付近で2回ほどイヤイヤ※1がありましたが、すべて耐え抜き一気に浮上してきました
※1.イヤイヤ…魚が引っ張られることを嫌がって首を振ったり暴れたりすることの呼称
驚愕サイズ浮上
ファイト中、船内では『30kgよりは大きい』という目方でしたが、浮上してきた巨大な影に驚愕しました
見たこともない巨体が海面から姿を現しました
船長の巧みなハリス捌きで船べりまで寄せ切り、最初にファイトしていた常連さんがモリ打ちを決め…モンスターとの勝負が尽きました
帰港後の計測で72kg超えでした
途中からの交代ではありましたが、モンスターとファイトすることができ素晴らしい経験になりました
それと同時に次はルアータックルでこのサイズを釣ってみたいという挑戦欲が湧き上がってきました^^
タックル
ロッド:ワンオフ
リール:ダイワ シーボーグ800MJ
ライン:PE8号
コマセキハダ
しかもモンスター狙いで重要になるのは電動リールの存在です
・太いPEを巻けるキャパ
・モンスターに屈しない巻き上げトルク
・長時間ファイトに耐えるモーター
・ロングダッシュに対応できるドラグ
これらを兼ね備えたリールでなければ、モンスターのキャッチ率は低くなってしまいます
D社ならシーボーグ800番~、S社なら6000番~クラスが必須となります
仕掛け
100号ビシ
ハリスフロロ30号8m
マグロ針1/0
船に揚げた時にちょうどハリが折れました
限界ギリギリでキャッチすることが出来て本当によかったです^^
ちなみに針外れの原因にもなる可能性のある”マグロリング”は使用せずのファイトでした
※魚の大きさに合ったリングで無ければ意味がなく、リングが針のゲイプに挟まるとバレの原因にもなる為、一長一短の部分があります
まだまだ狙えます
シーズン終盤?との声もありますが、今回のヒットレンジは40m弱とまだまだ浅いレンジで喰っています
”0か100”かの釣りですが、航程20分のエリアで”モンスターサイズが釣れる浪漫”は釣り師なら挑戦しておきたいですね^^
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