こんにちは。ヒロです。
現役釣具屋店員&釣り歴20年以上の私が備忘録的にいろいろブログで掘り下げていきます
前回のポストで触れた部分を、実際にはどんなアイテムが良いかなどをまとめてみます^^
オフショアライトゲーム万能タックル
”シイラ・カツオタックル”
=オフショアライトゲーム万能型
個人的に汎用性が高くて、様々な釣りに出番があるのでオススメしています
全長7ft前後のロッドならローテーションで釣り座が胴の間やトモになっても、キャストがし易いので出番を選ぶことがありません
キャストコントロールのつけ易さもこのタックルの魅力です
飛距離はPEの1.5号~2.0を用いることでカバーします
サワラなら入門機種~中堅機種で大体コトが足ります
梅タックル
まずは一番手の届きやすい価格帯”梅”製品の紹介です
メジャークラフト:クロステージCRXC-70Lまたは73ML
最近のメジャークラフトのロッドは、基本的な装備が充実しており且つロープライス
入門には充分なスペックです
ガイドリングはアルコナイトリングですが、Sicリングでなくともトラブルは皆無ですので安心して使えます
30年前のSic神話は忘れましょう^^
リールシートはこの価格帯でなんとダブルロック仕様
ブランクスは価格なりでパワー不足は否めないですが、それが故にバイトを弾くことも無いので初心者はむしろ釣果が上がるポイントです^^
メーカー希望小売価格は両スペック13,000円(税別)
ジャッカル GSW-S68L

最近のジャッカルはエントリーユーザーに非常に優しく商品展開をしている印象
巨大メーカーということで、非常にコスパの良いロッドがこちらです
入門者にも扱いやすいレングス・パワーで釣りを覚えるにはうってつけです
見た目もお洒落な点もGoodポイントです^^
メーカー希望価格¥17,800(税別)
シマノ 14スフェロスSW5000HGまたは6000HG
リリースから6年が経ちましたが、基本的な造りがしっかりしており性能も高いオフショアリールです
ご存知の方も多いと思いますが、バイオマスターSWと共通部分が多い兄弟機種です
堅牢なボディ、ねじ込みハンドル、IPX6クラスの防水性能。細かい部分はチープな仕様ですが、ほとんどバイオマスターSW感覚で使える機種です
それが1万円前半で買えるってシマノさん(笑)
5000番と6000番はボディ共通で、スプールの糸巻き量が違うだけです
同じリールでPE3号まで使いたい人は6000番を選びましょう^^
ちなみにルアー船のレンタルタックルに選ばれているという事実があります
とくに外房の船宿さんに多いです。評判も良く『安くて強くて壊れないリールはスフェロスSW』とよく聞きます。
メーカー希望価格¥16,800(税別)
【2021年10月末新型スフェロスSW発売!】
PE2号メインなら5000番のハイギアモデル一択!!
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PE3号まで使う予定があり、ジギングにも併用するなら6000番がベター!!
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竹タックル
これから始めたいけど、どうせやるなら少し良いもので本格的にやり込みたい人におすすめの製品を紹介します
シマノ グラップラーtypeC S70LまたはS73ML
私自身は旧型のS68Lを愛用しておりますが、硬くて旧型はオススメしません(笑)
新型のグラップラーはマイルド方向になったので、格段に使い易くなりました
―とは言え、シマノ社のオフショアロッドは全体的にハリが強いので体力のある方向けの印象です
S70L…メーカー希望価格¥29,500(税別)
S73ML…メーカー希望価格¥31,000(税別)
ダイワ キャタリナC71MLS・C74MS
反対にダイワのロッドはどれも万人向けでマイルドで使い易い方向性が多いです
穂先はバイトを弾かぬよう軟らかい設定ですが、バット部はしっかり強くなっているのでフッキングやキャスト時に機能します
C71MLSは穂先が柔軟で繊細なアクションも付けやすいので、シイラにもおすすめ
C74MSは全体的にハリがあるので、サワラ・カツオでパワフルに使えます
メーカー希望価格¥37,700(税別)~
メーカーサイトはこちら
ダイワ(DAIWA) ジギングロッド キャタリナ 71MLS・E 釣り竿
ダイワ(DAIWA) オフショアキャスティングロッド キャタリナ 74MS・E 釣り竿
ダイワ ブラストC71MLS
基本特性はほとんどキャタリナの同番手と同じです
使用している素材で価格に差があります
釣り経験者が目をつむって触っても、おそらく分からないレベルです
コストを抑えるならこちらでしょう^^
メーカー希望価格¥29,000(税別)
【送料無料】ダイワ(Daiwa) BLAST(ブラスト) C71MLS・V 01480744
間違いのない一台です
キャスティングだけに使うなら5000XG
ジギングにも兼用するなら6000HGを選びましょう
ただナブラ打ちのキャスティングは船が進みながらリールを巻き取るので、ギア比は高い方が望ましいです
メーカー希望小売価格61,500円
シマノ SHIMANO 21 ツインパワー SW 5000XG【リール REEL 大型スピニング オフショア キャスティング 】
ダイワ キャタリナ3500HまたはセルテートHD3500H (SH)
ツインパワーSWと同じく間違いない機種です
唯一優劣をつけるなら…「ストップ&ゴーが多い釣りならダイワ社」でしょう
ご存知の通りダイワはローターにザイオンという超強化樹脂を採用しており、軽量且つ高剛性のローターです
ローターが軽いという点は回転慣性が低くできるので、ストップ&ゴーに有利というワケです
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 16 キャタリナ 3500H (2016モデル)
超えられない壁
嘘偽りなく言わせてもらうと…
「ツインパワーSWとキャタリナ以下の機種はどれも同じ」
ここにはどうしても越えられない壁があります
この機種からコストの掛け方が段違いで、耐久性とパワーがまるで変わります
逆にこれ以下の機種はそれなりなので、あまりお金をかける価値はないでしょう
どうせすぐに壊れてしまうので…

月に2回以上釣りをするなら、ツインパワーかキャタリナを購入した方がかえって安上がりになります
この辺はご自身のお財布と頻度に合わせてください^^
↓↓筆者が実際に使用しているタックル解説はこちら↓↓

重要アイテム クーラー

見の割れやすいサワラには大きなクーラーが必須
冬季のサワラゲームの最大の魅力。
釣り味?
否!!!
それはやはり脂の乗ったサワラの食味でしょう
たまにいらっしゃるのですが、25L~30Lの中型クーラーにバラバラにサワラを切り刻んで持ち帰っているアングラーさんが…
もったいないです!!!

熟成6日目の寒サワラ。絶品です。
もちろん費用や保管場所の問題もありますが、サワラは身が痛みやすい魚なので保管・熟成の度合いで味が天と地ほど差が出ます
どうせ釣ったのならば最高の状態で食べて欲しいというのが、船長たちの気持でもありますし、魚への供養の意味合いもあります
釣具2大メーカーもののクーラーは高価なので、伸和社のクーラーがオススメです^^


シマノやダイワの同サイズに比べると費用は1/4~1/3で済むので、財布に優しいです
状態の良い寒サワラを食べたら…病みつきになること間違いなしです
まとめ
だいぶ長くなってしまいましたが、これから始める方にはきっとお役に立てる情報です
このタックルなら夏シーズンには相模湾でのシイラやカツオキャスティングにも十分使えるので、通年お使いいただけます
ぜひ参考にしてみてください
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過去のサワラについての情報はこちらからどうぞ
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