【知っておきたい】釣りの要“PEライン”の消耗の傾向と対策を解説

【釣り×タックル】

筆者が勤めていた釣具店では大体この大型連休時期になると、ラインの巻き替え作業が増えてくる頃です

決まった時期に巻き替えるのも良い目安ですが、年によって釣れる数や使われ方が違うのに同じサイクルなのは少し危険な気がします

昨今のPEラインは長寿命化していることもあって、なかなか消耗に気付けない方も多いた感じています

今回はPEラインの消耗具合と対策について解説したいと思います



消耗具合の目安

糸ヨレの発生率
釣り方 ジギング > キャスティング
タックル スピニング > ベイト
接続方法 リング > スイベル

簡単に票に表すとこんな感じです

”消耗=糸ヨレ&摩耗”

―と、考えるとこの表の通りになります

スピニングタックルでのジギングが、一番糸がヨレて摩耗する時間が長いので、PEラインに対しての負担が大きいことが伺えます

糸ヨレの何が駄目?

これはとくにスピニングリールにおいて“糸ヨレ”が発生し易い傾向にあります

直線状態のラインを直角に方向転換させ、回転運動と上下運動で巻き取る機構なので糸ヨレの発生を防ぐことは不可能です

この“糸ヨレ”がラインに蓄積されると様々なトラブルを発生します

①キンク
あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、、
キンクとは一般に、 糸・綱・髪・鎖などの、よれ・よじれ・瘤 性質・性格のねじけ・えこじ・気まぐれ・変態 筋肉の引きつり・痙攣 計画などの欠陥・支障 を表す英語である。専門用語としては以下の項目を参照。 ウィキペディアより
よじれが一箇所に集中することで、本来の性能を発揮できなくなります
②強度低下
キンクの弊害として、強度低下があります
よじれが一箇所に集中すると…効果的に応力が分散することが出来きず、そのよじれが起点となりストレスが集中してラインの破断に繋がります
③ライン絡み
よじれのストレスが掛かった状態は、少しバランスを崩しただけで直接状態を保つ事が出来ず、絡み易い状態になっています
キャスト時やスプールフリー時にラインが絡み易い時は、糸ヨレが相当に蓄積された状態です



スピニングのヨリ取り方法

某大手糸メーカーの方から教えていただいた方法は…

“巻き直し”

です

巻いてあるPEラインを一旦、ラインスプールに戻し、再度テンションを掛けて巻き直します

ラインローラーがしっかり仕事をする状態であれば、全体のヨレをしごきながら均すことができます

最終的にヨレは糸の終わりの方に集中してくるので、最後にその部分をカットすればOKです

釣り終わりに船からラインを全部出して、巻き直す方法も知られていますが…

どこの船でも出来ることではないので、現実的ではないですね(笑)

↓↓筆者愛用の糸巻き機

塩抜きは必要?

PEライン黎明期から賛否両論交わされている論争なので、あまり首を突っ込むと怒られるネタですが…(汗)

筆者は“しない派”です

筆者はこんなことをしたり、、

信じる信じないは人それぞれですが…

もし仮に塩の結晶がラインを傷つけるとして…
船釣りの方のラインのブチブチ切れていないといけませんが…
そんな話は聞いたことがありません(船釣り師は使いっ放しで数年巻き替え無しは当たり前の世界です)

ハンドルを回さないように陰干し

それを考えればルアーマンは十分に洗浄もしているし、ラインにも気を遣っているので…塩抜きの重要性は低いと考えます

筆者自身は釣行後のシャワーで十分と考えています

物事は両方の意見を聞いてみることが大事なので、参考にしてみてください



クロマグロ釣りは…

オッズポート新品で挑みました

100kgオーバーを狙うルアークロマグロの世界ではラインのキンクはNGです

どれくらいかと言うと…

・一日使ったラインは巻き替え
・キャスト回数は最小限に
・糸巻き機を現地に持ち込む

本気で狙っているアングラーはここまで気を遣っています

このムック本は何回読み返したか分からないです

先人たちの経験からも、ファイト中のキンクや毛肌立ちが要因でラインブレイクに繋がることが判っているからです

すべての釣りをここまでやる必要はありませんが、糸ヨレが引き起こすトラブルを理解するには分かりやすい例だと言えます

クロマグロゲームの世界 (エイムック 2336 SALT WORLD)
●佐藤偉知郎挑戦の軌跡 ●佐藤偉知郎のマグロフィールド ●タックル解説 ロッド・リール・ライン・ルアー・フック他アクセサリーパーツ・ギア&ウエア ●ハウツー編 ・最強のラインシステム ・クロマグロへのアプローチ ・キャスティングテクニック など

まとめ

・タックル別の消耗具合を知っておく
・スイベルは一長一短
・ラインの健康チェックでトラブル回避

糸ヨレや毛羽立ち、色抜けは見て分かる劣化なので気を配っておきたいですね

とくに今シーズン大型回遊魚に挑戦する方は、後悔しないためにも新品ラインで挑むことをおすすめいたします^^

最後までご覧いただきありがとうございました



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