今回、上越遠征に際し困ったことがギンバルです
普段、キハダやヒラマサではギンバルを使わず釣りをしてきました
20~30kgのキハダなら無しでも問題なく釣れますし、今までそれほど必要性を感じていませんでした
しかし上越方面で釣れていたクロマグロは大きいものでは30~50kgもあり、さすがにギンバルの必要性を感じました
※昨年の青森釣行の時はマグロ師匠から、SOULSギンバルを借りていました
釣行日、数日前のお誘い+高価なギンバルは買えなく、調べてみると自作のギンバル情報が見つかりました
ギンバルの必要性
10kgを超す大物とのファイト時に、ロッドを立てるためにロッドのグリップエンドを下腹部あたりに当てがう必要があります
引き込まれるパワーに応じて、グリップエンドの痛みも増します
そしてロッドを立てる為に上半身を反らすのですが、この時に腹圧を入れておかないと腰を痛めてしまいます
慣れたアングラーさんで使わない方もいらっしゃいますが、怪我防止の意味でも一般的には装着した方が良いです
市販品は高額
唯一の問題が、その価格と流通量の少なさです
有名どころでは…
《ソウルズ》SOULSギンバル
定価28,000円
《カーペンター》ロッドベルト(ノーマル)&ロッドベルト(サポートタイプ)
定価25,000円32,000円
《CB-ONE》ファイティングベルトⅡ
定価18,000円
《ホッツ》ライトメタルベルトタイプⅡ
定価16,800円
どれも非常に高価です(汗
もちろんそれに伴った機能と使い易さを持っていますが、ホイホイ買えるものでもないと言うのも事実です
“ジギング魂”の自作ギンバルとは
2018年12月25日に掲載されています
ワークマンの廉価サポートベルトを流用して、サポートギンバルを自作する内容です
見た目もすっきりしていて、使い勝手も良さそうだったのでつくることにしました^^
必要なもの
・ワークマンのサポートベルト980円
(LOOKSというワークマンの自社ブランド)
・GM PAD mini定価2,800円
なんと合計金額…4,078円(税込)で製作可能です!安い!
組付け
パッケージから取り出す
↓
ベルトの調整
GM PAD miniのベルト長を自身の腰回りに合わせて調整(多少緩い方が良い)
↓
サポートベルトのベルクロにGM PADのベルトを通す
↓
完成(製作時間3分)
良いトコロ
ギンバルのサポート部が腰よりも下方向にあるため、支点を下げることが出来るので疲れにくいポジション
GM PAD mini単体使用だと、ベルトが貧弱で負荷が掛かると腰にめり込みサポート機能がまるでありません
これにワークマンのサポートベルトを追加するだけで、高機能ギンバルに変身してしまうわけです^^
注意点
・取り外しが少し面倒
・腰巻きの自動膨張式は…
・カラビナが錆びやすい
支点を下げたいがために、ベルトを緩くするのはオススメできません
ある程度はベルトが締まった状態でないと腰を痛めますので、装着の際は多少キツく締めておきましょう
※腹圧を上げるため。腰のコルセットと考えると分かり易いです
腰巻タイプの自動膨張式ライフジャケットは、ギンバルベルトと位置が同じになってしまうので…ベルトに通すポーチタイプの自動膨張式ライフジャケットか首掛けタイプが良いです
総評
上越遠征でメジマグロ3匹とファイトをしましたが、感想としては…
~50kgのマグロ、~20kgのヒラマサ・カンパチやGTなどに十分に使えるアイテムです
以前、青森釣行時にソウルズギンバルを借りたことがありますが…
あれはあれで対巨大魚に完成されていますが、この自作ギンバルでも近海の大物にある程度対応できる性能です
これからギンバルデビューを検討されている方はご参考に^^
定価3,080円(税込)
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