先日、シマノ社より2021年秋冬モデルのオンラインフィッシングショーが公開されました
流行病の影響で2022年のフィッシングショーも中止が決まっているので、このような取り組みはユーザーからすると有難いイベントになりました
最近のシマノはソルト部門に非常に取り組んでおり、オフショア・オンショアでの人気が高まっています
オフショア部門はハイエンドから新製品を導入してきましたが、とうとうエントリーモデルにも白羽の矢が経ちました
エントリーモデルにもかかわらず、基本性能の高さから7年間もモデルチェンジせず…ラインナップに残っていた21スフェロスSW大型番手がいよいよ発表となりました
旧モデルが非常に優秀

旧モデル14スフェロスSW
店員時代にもかなり販売したリールで…
5kgくらいまでの青物だったら、問題なく使えるタフさが人気でした^^
以前のブログでも紹介しましたが、船宿のレンタルで多く採用されていたことでも知られています
ほとんどのリールが減価償却する前に壊れてしまうのに対し、スフェロスSWは購入金額が回収できるリールということで重宝されていました
新旧比較
21スフェロス8000HG | 14スフェロス8000HG | ||
自重 | 665g | 自重 | 750g |
糸巻き量(PE) | 4-300 | 糸巻き量(PE) | 4-300 |
号-m | 5-250 | 号-m | 5-250 |
最大巻上長 | 107 | 最大巻上長 | 107 |
(cm/ハンドル1回転) | (cm/ハンドル1回転) | ||
最大ドラグ力 | 13kg | 最大ドラグ | 12kg |
ハンドル長 | 75mm | ハンドル長 | 75mm |
ベアリング/ローラー | 4/1 | ベアリング/ローラー | 4/1 |
ハンドルノブ | B | ハンドルノブ | – |
本体価格 | 18,600 | 本体価格 | 18,600 |
パワーアップと軽量化をした上で、ドラグ性能もアップ
それで価格は据え置きという…シマノの本気ですね
新モデルが凄い

※メーカーサイトより引用
定価2万円以下の大型スピニングリールですが、シマノ社の最新フィーチャーがふんだんに盛り込まれたリールに仕上がっており…
『本当にこの価格で良いのか?』と疑問に思うレベルです(汗)
見た目もカッコよくてGoodです
HGNギア

※メーカーサイトより引用
この価格帯のリールに冷間鍛造のHGNギアを採用した上に、ギア重量も軽量化とは脅威です…

※シマノYoutubeオンラインフィッシングショーより
動画でも分かるように駆動方式はカム式を採用していますね
ダイワのソルティガなどに採用されている構造と同じです
単純構造で高い強度が出せる駆動方式です^^
インフィニティドライブ

※メーカーサイトより引用
ピニオンギアの支持に低摩擦樹脂を搭載
何度もインフィニティドライブについて書いているので、割愛しますが…
やはりこの価格帯のリールにまで採用されることは、アングラーにとっては喜ばしいことですね^^
ねじ込み式ハンドル

※メーカーサイトより引用
アルミ素材を使用することで、ハンドルも軽量化させています
旧モデル同様にこの価格帯でねじ込み式なので、がたつきが無くジギングに置いての感度の高さが非常に良いです

※メーカーサイトより引用
センターボスと別体式なので、ストラディックSWほどの強度は無さそうですが…アルミ素材で剛性アップしています
ドラグ性能大幅UP

※メーカーサイトより引用
14スフェロスSWはフェルト式ワッシャでしたが、新型はカーボンワッシャ多板式に変更されました
旧モデルでキハダを掛けると、ドラグがなかなか止まらずファイトに苦戦することが多かったですが…
新モデルはカーボンドラグ採用なので、ドラグ耐力も向上し、熱ダレも無くなるのでファイトタイム短縮が期待できます^^
この組み合わせなら耐久性もかなり向上しているので、メンテンナンス頻度も減ります
青物ジギングには十分なスペックですね
しかも価格は据え置き…
これからオフショア入門を考えている方にはうってつけのリールです^^
残念な点は…

※メーカーサイトより引用
『※新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、販売開始が未定となっております。』
※メーカーサイトより引用
非常に残念な一文が記載されていました…
スマッシュヒットが予想されるリールなだけに、販売未定は悔やまれます…
状況が好転して、発売時期が明確になることを祈ります
無事に発売されました^^
8000HGはジギング・キャスティングどちらでも使える番手です
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