古いプラグですが…
今シーズン各セッティングを見直したことで、ヒット&バイトを多数出すことが出来、自身の中での株が急上昇の《シーファルコン》Pixy160
ハイブリッド構造で、好みのプラグが無く…たまたま中古で見つけたのでリアクションバイトしてしまいました
ウレタン塗装もきれいに仕上がったので、今度はセッティングが重要になってきます
ウッドの弱点
均一ウエイトにはならない
同じ素材でもその木の状態で変化します
また素材の部位によっても重さが微妙に変わります
メーカーさんも個体毎にウエイト調整はしていますが、±数グラムの差が出ます
やはり最後の調整は、アングラーの好みに合わせてフィッティング作業が必要です
Pixy160はハイブリッド構造となっており、中心部がウッドで、その外周部を発泡ウレタンで固めたものです
ウッドに近い浮力を確保しつつ、発泡ウレタンでボディ強度を確保した製法です
主なメーカーですと、シーファルコン社やtamaTV社、D-Craw社が採用しています
推奨セッティング
Pixy160の推奨フックはST-66#1/0
ーなのですが、3年間ほどこの仕様で使ってはみましたが…
・浮力が高すぎる
・ミスアクションが頻発
・リーダーに高確率で絡む
筆者の使い方では不具合が酷く、まともに使うことも出来ず、魚のキャッチはほど遠いものでした
大幅変更
・タックル…PE4号80lb→PE5号100lb
・スイベル…2BBリングパワーの#3→#4
・フック…ST-66#1/0→Raptor-Z#2/0
この仕様変更でかなり使いやすくなり、自分でも驚きました
ミスアクションもなく、ショートジャークにも機敏に反応して動くようになりました
浮力も十分でアクション後すぐにステイ姿勢を取り、ゆらゆらと動きます
リーダーへの絡みも激減して、釣れる状態になったことでバイト数が増えました
とくにトビウオ・イカパターンでのバイト数が非常に多いです
メーカー推奨セッティングから見直すことの重要性を実感しました
まずは体重測定
実測値をボディに書いておくと便利です
それを目安に±の調整が容易になります
Pixy60三つの中で一番軽いものと重いものでなんと6㌘の差です…(汗
タニタ クッキングスケール キッチン はかり 料理 デジタル 1kg 1g単位 ホワイト KD-187 WH
パーツを加味
接続部、フック、リングの総重量で考えます
※気にするアングラーはリーダー号数や長さも
実際に使用するときの状態に近づけて重量を合わせます
その時は対象魚に対して、過不足のないパーツ構成で調整します
現場で調整
最後はやはり現地調整になります
海水での浮力や波に対してのアクションのし易さなどは、陸からでは分からないです
また個体差もあるので、フックセットをイーブン状態での変化も観る必要があります
浮力やミスアクションが気になれば、都度パーツによるウエイト調整で解決です
まとめ
・使い難かったプラグがセッティングで激変
・セッティングはデジタルスケールで管理
・ウエイト調整は推奨から±して探るべし
アクション面では浮力を活かして、非常に有効なウッドルアーですが…繊細が故に重量調整や使用後のケアを行わないと、性能を発揮できません
手に入れたらいつも以上に気をつけて、管理したいですね^^
↓↓↓【過去記事】インジェクションプラグもウエイト調整で生まれ変わります
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