当ブログでも人気(!?)の釣具店店員あるある質問シリーズ
店員時代によく受けていた質問ということは…
他にも多くの知りたい人が居るということでもあります
テンプレ的な質問&回答ですが、知っておくと無駄な出費も抑えることが出来るのでぜひ参考にしてみてください
よくある質問
釣具店の店員時代によく受けていた質問で…
相模湾のキハダキャスティングに14000PGを使いたい!
というものを多く受けました
キハダはヒット直後、重くて巻き上げることが大変らしいので
巻き上げトルクのあるPGが欲しいです!
ーという意見でした
精通した店員さんがいるお店で購入する場合は良いですが…
通販などでそのまま買ってしまうと、とても残念なことになってしまいます
キャスティングで使うなら絶対にXGを購入してください
ーと、毎回説明していました
PGの特徴
○低いギア比で巻きトルクが有る
→自転車の坂道を考えると分かりやすいです
皆さんここまではご存知ですが、デメリットが抜け落ちています
✕巻取り速度が遅い
✕巻取り長が短い
これらがキハダキャスティングにおいては明確な弱点となります
理由は事項にて説明します
関東のキハダキャスティング
・相模湾でのキハダキャスティング
・伊豆南沖や御蔵島でのキハダキャスティング
基本的に“ナブラ&鳥山打ち”がメインです
つまり“船が前進しながら投げる”ことを意味します
ナブラ打ちで釣るキモは…
“糸ふけを素早く取りワンアクション”
“手返しよく投げる”
・船が進んでいる状態で糸ふけを瞬時に取る
・手返しのよいルアー回収
-を行うには、ギア比の高いリールが必須です
とくに初心者・初級者は行動が後手後手に回り、糸フケが多く出やすくルアーを動かせない状況がほとんどです
少しでも巻き取り長の多いリールで、糸フケを取ることを優先した方がヒット率が高くなります
掛けるまでが九割
キハダキャスティングを始めると痛感しますが、実釣時間のほとんどが投げて→回収です
キハダとファイトしている時間は、全体の僅かな時間しかありません
そもそもルアーをしっかり動かして、ヒットさせるまでの難易度が高い釣りなので…
初心者が”ヒット後のファイトを重視する”というのは…優先度が違うのではないでしょうか
キャスティングではジギングロッドよりもパワーの強いロッドでキハダをリフトできるので、リールのトルクはさして問題ではありません
”掛けるまでのプロセス”を重視するためにも、ハイギアモデルを選ぶことをおすすめいたします
PGが有効な釣り·地域
・ドテラ流し
・ヒラマサ·GT·クロマグロ
・エビングでのキハダ
潮に任せてキャスティングできる状況では、ローギアのデメリットが出にくく、強烈な引きの対象魚に対してトルクを活かすことができます
またエビングはネチネチとキハダの泳層で動かす釣りで、巻き取り速度の優先度は低く、重いジグ操作・ファイト後のトルクを重視してPGが効果を発揮します
まとめ
・PGのデメリットが大きい
・ナブラ&鳥山攻略にはハイギア
・PGが活きるシチュエーションも知っておく
初めてのキハダキャスティング用のリールには、今回の記事を参考にして購入してみてください
最後までご覧いただきありがとうございました
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