【追加番手】ラインナップに追加されたストラディックSW14000XGは凄そう

【釣り×タックル】

毎年恒例の秋の新製品発表&発売の時期です

この時期、主にシマノ社とダイワ社が新製品ら追加機種を発売される頃で、最先端の新製品をチェックするアングラーには待ちに待った日です

オフショアがメインの筆者の目が止まった商品は《シマノ》ストラディックSW14000XGです

平凡な追加番手の追加ではなく、さすがシマノと思わせるスペックを盛り込んできました



追加番手を投入

Xタフドラグ・卵型ノブで上位機種を踏襲(※公式HPより)

すでに20ストラディックSWシリーズは販売されており、価格に見合わぬ性能の高さからから…
青物ジギング〜遠征大物シーンで筆者も現場で数多く見かけてきたモデルです

既存ラインナップは10000HGまでしかありませんでしたが、今回ついに14000XGのキャスティングスペックが追加されました

ライバルのカルディアSW(※公式HPより)

さすがシマノ社。
ライバルである《ダイワ》カルディアSWシリーズのラインナップに対抗すべく、この番手を投入してきました

スペック比較

同ストラディックSW10000HGTO14000XGの比較表です

14000XG スペック 10000HG
6.2 ギア比 5.6
9kg 実用ドラグ 9kg
15kg 最大ドラグ(kg) 13kg
700g 自重 660g
6-300 糸巻き量PE 5-300
134cm 最大巻上長 116cm
80mm ハンドル長 75mm
6/1 ベアリング 6/1
¥42,500 本体価格 ¥39,600

上位機種同様に140000スペックを搭載したことで、重量も増加し、本体価格もそれに比例しています



シリーズ唯一のXタフドラグ

見た目はPENNリールに似ている(※公式HPより)

なんと今回のストラディックSW14000XGですが、上位機種と同等のドラグ機構“Xタフドラグ”を搭載しております

Xタフドラグはスプール上下をカーボンと金属ワッシャで挟み込んだドラグ機構で、ステラSWやツインパワーSWでその性能は知るところです

上下で挟むことで安定感が高い構造(※公式HPより)

これを中価格帯のリールにも投入とは…
シマノの本気度が伺えます

唯一の弱点を解消

現場でキャスティングやジギングにてストラディックSWを使用していて不満はほとんど感じませんでした

・剛性の高いボディの安心感
・200g超えのジグも100m以深から楽に回収できるトルク

※画像はバイオSW8000HG

〜20kgのキハダも余裕を持って対応できるスペックですが、唯一の泣き所が…

“ドラグのストップ力”です

容量が小さくストップ力が貧弱気味

カーボンクロスワッシャを搭載していますが、片側タイプ+容量が小さいためか“一度滑り出すとなかなか止まらない”という点はユーザーの方は思い当たるのではないでしょうか

滑り出しの滑らかさと安定したストップ力が魅力

ステラSWやツインパワーSWなら安定したドラグ値で止まるタイミングでも、いつまでも滑り続いてしまうのでファイトタイムが延びがちな点が気になっていました

ツインパSWの下部ドラグパーツ

今回の14000XGはドラグの弱点を解消したため、今まで使えなかったボディ剛性やトルクを活かすファイトが出来そうです

アウトドア&フィッシング ナチュラム

用途は…

・キハダキャスティング
・ヒラマサキャスティング

-のビギナー向けのエントリーモデルで間違いなしです

〜20kgまでのキハダなら問題なくキャッチできる性能があるリールなので…

初心者
初心者

・タックルを増やしたいけどお財布が…

・オフショアを続けるかまだ分からない…

ーというビギナー層にはバッチリです

『最初から高いモデルを買っておけ』

ーという考え方もありますが、廉価モデルを壊れるまで使い込んでからでも遅くはないです

壊れる頃には腕前が上がっている筈なので、その時に上位モデルに買い換えるのも丸い考え方です

筆者
筆者

釣具店店員だった頃はお客さまには

買い替え時にサブ機へ回す提案をしていました

アウトドア&フィッシング ナチュラム

まとめ

・上位機種と同じXタフドラグ搭載
・弱点を克服して持ち前の剛性とトルクを引き出す
・オフショアビギナーにおすすめできる一台

既存ラインナップの完成度も高く、現場での使用率も高いのでシリーズなので今回の14000XGも“買い”で間違いなさそうです

発売予定の2022年10月が待ち遠しいですね^^

最後までご覧いただきありがとうございました

 

 



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