【逆に迷ってしまう】情報が多過ぎる“リールの洗い方”を考える

【リールメンテナンス】

仕事柄、いろいろな状態のリールを目にすることが多いですが…

人によって洗い方もまちまち…

またネットで調べてみても、沢山情報が出てきてそれぞれ微妙に違ったり

情報を精査して、おさえておきたいポイントを解説したいと思います



情報が多過ぎる

世の中、情報消化不良です

情報過多時代の現在はたかだか“リール 洗い方”という検索でも、ものすごい情報の量が出てきます

また筆者のように個人での発信も多く、信ぴょう性の不確かなものもゼロではないです…

情報は審議を見極めて取捨選択することが必要になってきました

構造は把握しておきたい

筆者としては…
“構造を理解して普段洗いに役立てて欲しい”
と考えています

洗い方にフォーカスするのではなく、各リールの構造について解説したいと思います

スピニングリール

浸水しやすいのはこのシャフト部

実は両軸&電動リールよりも防水性が高いです

今は表示されていないですが、旧モデルですがあるSWリールに“IPX6”の記載がありました

IPXとは…
防水性能·防塵性能を規格化したものです
IPX6=暴噴流に対して保護
IPX7=水に浸しても影響がないように保護
《保護等級》
内径12.5mmのノズルを用いて約3mの距離から約100L/分の水を3分以上注水する条件下において、あらゆる方向からの水の直接噴流によっても本体機能を保持します

分解してみると分かりますが、昔のリールに比べて水が侵入し難い構造になっています

※すべてのスピニングリールではないのでご注意ください



両軸&電動リール

クラッチの近くにある穴です

実は防水性の向上が難しい両軸構造のリール

スピニングリールと比べると、ほとんど進化していないと言ってもいいです

理由は…
・スプールとボディの隙間が必ず在る
・浸水する前提で水抜き穴がボディ下部に在る

スプールとボディには回転するために微妙な隙間があります
釣行時にラインから滴った水がこの隙間から侵入します

構造上、通路があるので仕方ないです

またスプールを保持するためにボディ中心部が左右貫通しているので、先ほどの隙間から侵入した水がさらに侵入してしまいます

これが避けられないため、両軸構造のリールボディ下部には水抜き穴が開けられています

これがないと排水できないので、現在でもこの構造に落ち着いてしまいます

当然、水抜き穴から浸水することもゼロではありませんが…

賛否の村田洗い

業界が騒然とした衝撃的な動画です(苦笑)

良くも悪くも旋風を起こす方なので、メーカーさんは戦々恐々でしょうね汗

これを真似して、不幸になったリールが数多くあることも事実です
(動画内のコメントも様々なので参考になると思います汗)

先ほど説明した構造で、必要な防水性能を保持していないモデルでこれをやってしまえば…
どうなるかは想像するに容易いと思います

塩水を流す目的が、グリスの乳化と錆腐蝕の促進になってしまいます(ギアなどの寿命を縮めます)

これを行う場合は自身のリールの防水性能・構造を把握しておくことが重要です

実践する場合、動画内で氏が行っている動作・時間で行ってください
リールの向きなども見落としがちですが重要なポイントです



無難な洗い方

あくまで無難!

『シャワーの流水で十分に流す』

これがキングオブ無難です

これ以上の洗浄を望むのであれば、自身のリール構造の理解度を深めた上での洗浄が必要になります

シャワーでも残るものに関しては”半年〜一年でメンテナンスに出して除去”

これがベターです

ちょうどアップされたシマノ公式も同じ内容でよかったです(笑)

スピニングの注意点

冷水を使うのも重要です

意外と忘れがちなポイントです

“シャフトに水滴がついた状態で動かさない”

です

静止状態なら撥水·防水できる構造にはなっていますが、動的状態だと水滴を引き込んでしまいます

・シャフトの上下運動で負圧が発生
・シャフトの上下運動で水滴を引き込む

洗浄後のリールは絶対にハンドルを回さないように気をつけましょう

ので、洗浄後はスプールを外してローター内の水滴を飛ばして乾かす行程がリールには優しいです

筆者
筆者

実釣時にこれを気にしていたら釣りにならなくなるので、気にしないようにしましょう

まとめ

・自分のリール構造を理解して洗う
・村田洗いは用法用量を守って
・キングオブ無難はシャワー洗い

洗い方に関しては自己責任になるので、リールの寿命を延ばすのも縮めるのもユーザー次第で大きく変わります

永く使うには情報に左右されず、リールへの理解を深めることが肝要です

最後までご覧いただきありがとうございました



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