前回、友人の19ステラSW14000XG時にドラグ整備を行ったので、備忘録がてらに記事にまとめてみました
セルフメンテナンスされる方は参考にしてみてください
※ご自身よる作業となりますすので、筆者は一切責任を負いかねます
※作業される方は自己責任にてお願いいたします
正直、関東近郊エリアではこのヒートシンクドラグの恩恵があるターゲットは少ないので、アングラーが恩恵を体感できる状況は少ないと感じます
新型旧型の違い
(メーカー原文を転載)
搭載機種は…ステラSWの10000番以上の機種に標準装備されています
今までは一体型のユニットになっており、Dカバー締付け治具を緩めると分解が出来ましたが…
19ステラSWから搭載されているヒートシンクドラグ機構は、該当パーツを取り外してから治具を当てがう必要があります
作業開始
上部はとくに変わりがないので、説明は割愛いたします
この前面に見えている黒いプレートが放熱板になっています
まずは4カ所のネジを外します
次に音出しバネを外します
ブラケットは向きがあるので、注意します
いま見えているドラグ板Bに、音出しピンのブラケット穴2カ所とヒートシンク穴4カ所が見えます
裏側はこのようになっています
ここまで外すと、13ステラSW同様にドラグカバーを治具で外せるようになります
褐色のワッシャがヒートシンクドラグから採用となっています(断熱パネル)
組み上げ
各パーツを洗浄して、反対の順番で組み上げていきます
ドラグを酷使していると、当然カーボン繊維なのでカーボンの粉を大量に除去する必要があります
適宜DG12を塗布して組んでいきます
シマノ(SHIMANO) 純正 サービス用 グリス DG-1 30G 03394DG12
分解と逆の作業です
注意点はヒートシンク板の向きを、ドラグ板Bの向きと合わせる必要があります
注意点
各ドラグ座金の表裏と順番が決まっているので、忘れないように画像に残すなり分かるようにしておきましょう
また音出しピンは無くしたり、壊してしまうとASSYで1,155円と高額なので慎重に作業することをおすすめします
作業道が
動画も作ってみたので、お時間があればこちらもご覧ください
まとめ
今まで13ステラSWをセルフメンテナンスされている方なら、比較的ハードルは低いと思います
Dカバー締付け治具は必須となるので、これらが無い方は無難にメーカーに出すことをおすすめします
これから挑戦を検討している方は、お近くの釣具店にて上記のパーツ番号を伝えれば購入することが出来ますので参考にしてみてください
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