筆者は根っからの体育会系ニンゲンですので、スポーツ=トレーニングという考え方です
とりわけ練習&トレーニングは人一倍やる方だと個人的に感じています
一番の理由は
・不器用
・貧相なフィジカル
・上手くなりたい
ーというところが多いです
もちろん釣りにおいてもスポーツという観点で取り組んでおります
今回は釣りにおける筋トレの効果について解説したいと思います
(なお異論は受け付けます)
筋トレ後進国の日本ではウケないネタですが、興味のある方はぜひお読みください^^
前置き

鍛えずにスポーツする…?
筆者は“オフショアフィッシング=スポーツ”という観点で取り組んでいます
世の“釣りに筋トレ不要論”とは考え方が違うのでご容赦ください
野球、サッカー、テニス、バスケ、アメフト、ゴルフ…などなど
果たしてトレーニング不要で、どれだけ満足にプレイが出来るか?はご想像にお任せします
普段から身体を動かして、運動されている方はこの限りではありません
日本は運動不足大国なので“釣り×筋トレ”コラムは、運動が不足している前提でお話している点ご了承ください
中年社会人こそ筋トレ
『皆さん運動していますか?』
おそらく大半の方が『していない』とお答えするのではないでしょうか
一般社団法人日本肥満症予防協会の調べでは…
“日本は3人に1人以上が運動不足”
(男性33.8%、女性37.0%)
ーという調査が出ています

※脳神経センター阿賀野病院ブログより
新潟の病院のデータでは…
明らかに三十代半ばから下降線をたどっていることが分かります
中年以降にパフォーマンスを上げるには、トレーニングをする以外ないです
スーパーサ○ヤ人から学ぶ
日本における筋トレの誤ったイメージ
筋トレ=モリモリのマッチョ
筋トレ歴6年の筆者が自信を持って申し上げます…
『一般人の筋トレ程度では絶対にモリモリにはなりません』
海外の動画で筋骨隆々のマッチョが大型魚を釣っているものがありましたが(汗)
筆者が提唱している“釣り×筋トレ”は違う目的で行なっています
運動神経に刺激を入れる
これが一番の理由です
皆さん初めて大物とファイトしたり、釣り上げて、翌日に筋肉痛に襲われたことはないでしょうか?
大型魚とのファイトは、おおよそ日常生活で使われることのない筋肉を酷使するため…筋肉痛になることがほとんどです
筋トレには“筋肥大系”と“神経系”への刺激があることは以前にも書いた通りです
釣りに使う筋肉で日常生活で使われない筋肉に対し、筋トレで神経系を刺激することでパフォーマンスUPを図ることが目的となります
釣りプロの経験は一般人には無理
これは失礼を承知の上での発言となりますが、釣りのプロと呼ばれる方たちは”スポーツとしての意識が薄い”と筆者は考えています
そのような方たちは口を揃えて
『釣りに筋トレは必要ない』
ーとおっしゃっています
その発言は正しいです
ですが、それは一般人には経験出来ないような釣行回数を有しているプロと呼ばれる方たちだからこその発言であることを忘れてはいけません
プロアングラーや船長さん·仲乗りさん、有名なロコアングラー…そういった方たちの”筋トレ不要論”はナンセンスと感じています
毎日野球やサッカーをやっているプロ選手が、アマチュアに「練習は要らないよ」と言っているようなものです
経験や場数の足りなさをカバーするものが、トレーニングなのではないでしょうか
釣りのプロと呼ばれる方たちが“娯楽のプロ”ではなく“スポーツのプロ”なら格式も高く、発展する方向もあると考えています
ーでなければ、コロナ禍における筋トレ&フィットネスブームは説明がつかないでしょう
理想は脱力フィッシング
閑話休題
話を戻しまして、筋トレをすることで
・運動神経を刺激
・使える筋肉を増やす
・健康な身体
になり、より力を使わずに釣りを行うことが出来ます

ゴルフも飛距離と精度が重要なスポーツです
例えばそれはゴルフ初心者が飛距離を出すことと、ベテランが飛距離を出すのではエネルギー量が遥かに変わることと同じです
釣りのパフォーマンスを上げることはこれと同じで、自然体でハードな釣りをこなせるようになることが理想です^^
まとめ
・筋トレはムキムキが目的ではない
・日頃使われない運動神経に刺激を
・力まず疲れずパフォーマンスUP
釣りにおける筋トレの効果はあります
筆者自身がそれを経験しているので間違いないです
また他のスポーツでもそれは立証されています
娯楽ではありますが、スポーツの一面もある釣り
どうせならスポーツとしてカッコよく釣りをしてみませんか?
よかったら人気のない“釣り×筋トレ”コラムもご覧ください(涙)
最後までご覧いただきありがとうございました
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