ここ2~3年、外房エリアで釣れているジグに偏りがあるように感じています
自身の釣行でも感じますし、釣果情報を見ていてもそれを感じます
筆者のジギングのモットー
“海にジグを合わせる”
視点で釣りをすると、釣れているジグの特徴が分かってきます
目立つジグはこの2つ
今回は…
ネイチャーボーイズ:スイムライダーショート
CB-ONE:G2
どちらも釣果情報でよく見かけるジグですね
他にも釣れているジグは沢山ありますが、この2つだけ目立っているのは理由があると考えられます
筆者の見解ですが、ぜひ参考にしてみてください
最近の外房
・底潮が緩い
・魚がスレ気味
底潮が緩い
昨今は海水温の影響なのか…周年潮流れが緩いことが多く、必然的に鉛のジグでは潮馴染みが出しにくくなります
※海流は早くても潮がスカスカな状態もあります
”シャクっても潮に抵抗感がなく、スカスカ手応えが無い状態”では鉛のジグは暴れがちで、アクションが破たんしてしまうことが多いです
こういう場面で比重の軽い鉄の特性が活きてきます
・鉛の比重…11.36(g/㎤)
・鉄の比重…7.87(g/㎤)
鉄ジグは比重が鉛より軽いので、同じウエイトならシルエットも大きくなります
≒水圧を受ける面積が増える
これによって緩い潮流れでもしっかりと水圧を受けることが出来るので、ジグの性能を発揮することができます
魚がスレ気味
元々、西日本に比べると魚影が少ない漁場のため資源保護の観点から”リリース文化”があることも外房の特徴です
そのため釣られた魚をまた釣る可能性も高まるので、魚がルアーを認識しており難易度は高くなりがちです
G2はコンセプト“重力に抗い流れを制す”とあり、非常に抜けの良いジグになっています
(カタチを見れば抜け抜けなのは…分かりますよね)
使うと分かりますが…水圧を逃しながら動き、ナチュラルなタイトアクションが特徴です
動きも抑えめで波動も弱く、喰わせの要素が強いジグだと筆者は考えています
この特徴を活かしてオーソドックスなワンピッチジャークよりも、ロッドをした方向に向けティップでアクションさせるようなリーリングジャークが効果的です
バスフィッシングで言えば…
G2は…シャッドプラグ
他のジグは…クランクベイト
くらい違います
バス釣りをされた方なら分かるかと思いますが…魚が居ると分かっているエリアでのシャッドプラグの喰わせ力は、クランクベイトの比ではないです
フルグローが効く
これは私も食わず嫌いな所なのですが、常連のベテランアングラーさんを見ていると…”フルグロー”を躊躇いもなく使い、船中唯一魚を釣っているシーンを何度も経験しています
理由は様々考えられると思いますが…
・外房エリアは潮色の割に底潮が暗い
・光量が少なくジグを発見することが難しい
-のだと考えられます(あくまで筆者の考察力程度ですが)
他にも…
・グローヘッド
・サイドグロー
・セブラグロー
-などの、定番グローカラーも外房エリアでよく釣れます
まとめ
・潮流に合わせる
・スレた個体を意識する
・フルグローの破壊力
海水温の寒暖差も激しく、潮の緩い状態が続いている外房エリアですが…エリアの状況に合わせ、ハマるジグを使うと釣果に結び付きやすくなります
釣れているジグや海況を分析するのも釣りの楽しみの一つだと思いますので、釣行の参考にしてみてください^^
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