2020年相模湾キハダに黄色信号!!!
今年は相模湾でのキハダが不調で、盛り上がりが少なく感じる年です。
(正確には去年と一昨年が釣れすぎただけで、感覚が麻痺していると思いますが…)
黒潮の蛇行もとてつもなく、今年の蛇行っぷりは凄まじいものがあります。
海況図, 関東・東海海況速報/伊豆諸島海域 検索結果, (黒潮, 水温分布, 冷水域, 暖水波及 等を図示)
海水温も8月から高水温で推移しており、キハダが跳ねにくい状況になっています。
9月に差し掛かり、そろそろ台風にひと掻き回しお願いしたいところです…。
カンパチ釣果に目をやると…
5月の連休頃から銭洲~三宅島海域で良型のカンパチが好調に釣れています。
南伊豆の神子元島周辺では島周りの誘い出しにカンパチがヒットするなど、状況の良さが伺えます。
また8月は濁り潮が伊豆南沖周辺に滞留したことで、澄み潮では喰わせにくいカンパチが連発で釣れていました。
濁り潮がなくなった現在も、漁場の魚影は依然として反応が多く出ており期待が持てる状況です。
(水温が多少なりとも下がり安定した状態であれば、大釣りの可能性もありそうです)
今年はカンパチyearにしちゃおうYO
キハダに情熱えを注いでいる方には大変申し上げにくいのですが、今年のオフショアビッグゲームはカンパチジギングが熱い状況です。
ここまでカンパチ好調の情報が流れるのも珍しい年です。
泳がせ釣り師・遠征釣り師・渡礁の釣り師の方に聞いてもカンパチの声をよく聞きます。
5kgオーバーのカンパチといえば滅多に釣れないサイズですが、今年はコンスタントに釣れております。
南伊豆の寿広丸さんでは8月上旬に17kgというとてつもないサイズがジギングで釣れました。
夢のサイズが手に届く…かも!?
今年は相模湾内キハダが難しい
理由は様々に考えられますが、ナゼ湾内にイワシ餌が大量に居るにも関わらずキハダが釣り難いのか?という疑問です。
その答えは”カツオ不在”
今年の湾内のキハダの群れに、カツオはほとんど見られないことが原因のひとつです。
例年の湾内の状況であれば、カツオとの混成ナブラでイワシを固めて派手にバチャバチャやっているのですが…
今年はそれがありません。
キハダの群れだけではイワシを海面に固めることが出来ないからです。
カツオはキハダに比べ遊泳力はあり、動きの早いイワシを海面に追い詰めることが出来るのです。
イワシ餌に大型シイラが付いているばかりか、その横でトビウオをキハダが捕食しているのだから難易度が高い点も頷けます。
カンパチのチャンスは10月くらいまで
台風や黒潮の蛇行の影響も考慮すると、カンパチ好調も10月くらいが目安。
PE3号~4号の近海ジギングタックルで一先ずはチャレンジできます。
外房のヒラマサジギングに対応しているタックルなら、カンパチジギング可能です。
想定は~10kgくらいまでは上記タックルとやり取りで捕れるでしょう。
メタルジグも普段使っている120g~200gくらいまであれば良いでしょう。
可能なら250gまであると早潮でも対応できるかな。
ジギング最高峰のターゲットをこの機会にチャレンジしていただきたいですね。
カンパチジギングの出来る船宿
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