2020年今シーズンの伊豆南沖周辺はカンパチ好調!!
毎年このくらいの時期はキハダを追いかけている時期なのですが…
今年は個体数が少ない(!?)印象で一尾をキャッチする難易度が例年よりも高い印象です
8月上旬に黒潮の動きに変化が見られ、これがカンパチ好調に勢いをつける要因となったように感じます
今シーズンは御蔵島・三宅島・神津島・銭洲・神子元・伊豆南沖…各地でカンパチ釣果が隆盛です
―ということで、前回の釣行は狙いをカンパチに変更して挑戦してきた次第です^^
利用した船宿
網代港の森竜丸さんにお世話になりました。
伊豆南沖の乗船料は17,000円(2021年5月現在)
アクセスもよく、船着き場の前にコンビニもあり非常に便利です^^
朝からヒット
朝イチにサクッとキャスティングで様子を探り、反応がなかったので前日に好調だったポイントへ移動
水深60m前後の根が絡むエリアです
船長からは
『上も下もはんのうがあるので、好きな方で探って良い』
とのことでした
前日、友人がジギングで好調だったので、ジギングにてスタート
向かい潮だったので、着底してからワンピッチジャークで回収すると…ガツンとヒット!!
揚がってきたのは5kg弱のキメジでした
ミヨシで誘い出しをしていた方にもキメジのヒットがあり、朝から好調な滑り出しとなりました
連続ヒット
人数が少なかったので、払い出しの右舷に移動しました
潮の流れは緩く、2WaySpikyセミロング175gで程よい感じでした
着底からワンピッチジャークで誘うとさっそくジグに纏わり付く気配があります
喰いが悪いのかヒットには至らず、再度フォール
今度はアクションを変え、飛ばさない程度のショートピッチジャークで誘うと…
ガコーンっと強烈なバイト
下から15シャクリほどでヒットし、すぐに強烈な首振りで根に潜りはじめました
とにかく必死に動きを止めて、なんとか下2~3m付近での攻防を凌げました
途中も何度か強烈なトルクのダッシュがあり、ヒヤヒヤしましたが無事に魚体が揚がりました
自己記録となる7.1kgのホンカンパチでした
強運は続き
ここまでポイント到着から2投連続キャッチ
さすがにうまく行きすぎて怖いくらいでしたが…
先ほどのカンパチ同様にショートピッチジャークでまたもやヒット
今度は3kg半のヒレナガカンパチでした
さすがに4連続はありませんでしたが、その後も同様のパターンでヒレナガとハガツオを追加できました
朝の時合いが過ぎると、ぱったりとバイトはなくなってしまいました
釣れた時と同様に魚探に魚は映っていましたが、まったく口を使わなくなり船中沈黙…
肝心のキハダも終日活性が上がらず、このまま納竿となりました
ヒットパターン
・セミロングジグ
→餌のサイズ感に合わせて
・ショートピッチジャーク
→ホンカンパチ、ヒレナガカンパチ
・ワンピッチジャーク
→キメジ、ハガツオ
胃の中には餌はコイカが多く入っていました
グローなしの2WaySpikyも試しましたが、反応がまったく得られなかったのでUH:GGに戻しました
ちなみに友人もUH:GGで前日は竿頭です^^
この日の釣果
カンパチ(7.1kg~2.6kg)…3匹
キメジ(4.6kg)…1匹
ハガツオ(4.5kg)…1匹
※すべて2WaySpikyセミロング175gラウンドUH:GGの釣果です。
底潮が緩かったのでジャークはショートジャークを主体にしました
入力を強めたジャークはジグが回転してしまったので、スイベル無しで入力は弱めがよかったです
時合いで活性があったので、魚がジグに付いたタイミングで”喰わせの間”を入れると簡単にヒットしました^^
濁りにはUG:GG
この時期の伊豆南沖にしては珍しく、薄濁りが入っていました
(薄っすらとした抹茶色)
例年黒潮の分流があたるので、真っ青な潮が特徴の同海域ですが…この濁りがプラスに働いたようですね
濁り潮はワラサなどで定番のゴールド系が効果的になります
そして餌がイカ類だったこともあり、グローが相乗効果で釣果に寄与しました^^
2WaySpikyのUH:GGはイカパターンに対しては神カラーですよ(春先の御蔵島でも定番カラーです)
使用タックル
Rod:天龍 ジグザムドラッグフォースJDF621S-3
Reel:シマノ 15ツインパワーSW8000HG
Lien:シマノ オシア8 10*5カラー #3-300
Leader:フロロ14号
Hook:がまかつ タマンスペシャル24号
何の変哲もない近海ジギングスタンダードなスペックです
伊豆南沖・御蔵島遠征・相模湾・東京湾・外房・南房…のエリアはだいたいはこのくらいのタックルでカバーできます
私自身が『まずは釣りに行く』スタイルです^^
場所に合わせてタックルを揃えていくのは、釣りに行ってからでも十分です
↓↓↓筆者タックル詳細ページ↓↓↓
カンパチジギングのイメージ
“カンパチジギング”と連想すると、ジギング最高峰のターゲットで
・強靭なショートロッド
・大型のパワーギアリール
・PE4号以上
・ジグは300g以上
―という印象がありますが…
伊豆南沖周辺でのジギングタックルは、普通の”近海ジギングタックルで~10kgくらいまでは何とか勝負できる”というのが個人的見解です
メインとなるカンパチのサイズは1kg~5kgが多いので、この程度のタックルでも十分に対応できます
5kg~10kgサイズは上手くやり取りをしないと難しいですが、運も含まれるのでこのタックルでも勝負できます
そもそも上記のパワータックルは年間を通して出番が極端に少ないので、わざわざ買い揃える-というのは、お財布事情を考えても適切ではないです
本気でカンパチを狙っているアングラーの方には大変申し訳ないのですが、まずは”普通のタックルでカンパチを狙ってみて良型カンパチをキャッチしてみる”ということを、ファーストステップとしてご紹介したいです
【用意するメタルジグの目安】
伊豆南沖周辺のジギングポイントは…
概ね50m~80mくらいの水深であることが多いので、ジグのウエイトは120g~200gまであれば対応できます
メインで使うウエイトは状況にもよりますが180g前後です
潮流が2ノット以上の時は素直に諦めましょう(笑)
船宿の狙い方にもよりますが、バーチカル・ドテラ流しどちらにも対応できる準備をしておくと安心かと思います
この海域はキハダ・キメジ・カツオ・ハガツオ・カンパチ・ワラサ…etc
魚種豊富にジギングでターゲットとなるので、期待値の高いジギングゲームが魅力です
【当日の海況データ】
備忘録的に一応掲載だけ
これを見てわかる人はきっと沢山釣る人です(笑)
今の濁り潮が少し残ればまだまだカンパチジギングが楽しめそうです♪
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