秋となり青物ジギングシーズンが到来しました
ジギンガ―は各地で、青物釣りを楽しめる季節となりました
この時期は私も、近場の相模湾で青物ジギングを楽しんでいます^^
昔からここで釣りをしているので、あまり感じなかったのですが釣り方が特殊なようです
利用した船宿
船宿は小田原早川の第三弘美丸さんにお世話になりました
アクセスが抜群で、遠方の方も多い漁港です
この日はお客さんが少なく、船長も釣りをしていたのですが…めちゃくちゃ上手いです
なかなか釣れない人は船長に釣りのアドバイスを貰うとよいと思います
この時期の相模湾の青物ジギングの特徴は?
ドテラ流しが基本
よほど風が強い日以外は、ドテラ流しの釣りとなります
アングラーは片舷に寄って釣りをします
ただ水深が深く、ポイントの水深は70m~120mほど
一般的にディープドテラの部類です
バーチカルジギングは?
風が強かったり、極端に濃い反応がある場合は”反応の上に船を置いて”釣りをすることもあります
その時はバーチカルジギングを行います
湾内なのでそこまで強く風が吹くことはないので、基本的にドテラ流しと思ってください
タックル目安
ロッド | 6.0ft前後ML~Mまたは#2~#3 |
リール | S社6000~8000ハイギア |
D社3500~4500ハイギア | |
ライン | PE2~3号 |
リーダー | 10~14号 |
ジグウエイト | 120~200g |
※120g150g180g200gを1個ずつは持っておくと様々な状況に対応できます
カタクチパターンに強いショートタイプのジグですが…
引き抵抗が重く疲れやすいので体力と要相談しましょう
ロングタイプのジグは引き抵抗が軽くなりますが、対象魚のスイッチを効果的に入れてやる必要があります
釣り方
まずはジグを着底させるまでフォール
(この時しっかりとラインをサミングすると釣果UP)
↓
着底したらすぐにハンドルを巻いて、余分な糸フケを取ります
↓
ハンドルを巻く手にジグの重みを感じ始めたら、ワンピッチジャークを開始させます
※着底と同時にジャークを開始しても、糸フケが出ているのでジグは動いていません
↓
『水深〇〇mまで巻く』
と言った決まりはありませんが、、
”魚探反応の上まで”
”底潮の流れている高さまで”
-を筆者は基準としています
判らなかったら積極的に船長に聞いてみましょう
誰かが釣れ出すと群れの活性が上がって連続ヒットになることが多いので、辛くてもシャクリ続けることが釣果UPの秘訣です^^
↓↓動画付きでアクション解説をしています↓↓
釣行レポート
朝イチはキャスティング
相模湾の開幕序盤はブリの確立が高く、否応なしに期待が高まります
この日は海況を見ながらポイントに向っていました
餌が岸際に集まっているようで、異様に鳥が多い状況でした
僚船から無線が入ったようで、急きょキャスティングに変更
(キャスティングタックルも持ち込んでおくと良いです)
そしてポイントに向かう途中に、ハミが出来たのでナブラ撃ち開始しました
同船していたアングラーがスレ掛かりでしたが、小型のカツオをゲットできました
ヒットルアーはCB-ONEのオズマ115でした
どうやら鳥下についているのはカツオの模様です
僚船の近くに来ると、それまでの鳥山よりももっと多い状況
鳥の量は異常ですが、なかなか餌が固まらず鳥も差し込めない雰囲気でした…
ナブラが熱くなるまで我慢して待っていると…ようやくキャスティングのチャンスが到来しました!
キャストが上手くいきヒットに持ち込めましたが、青物の割に引きがおかしい??
正体は70cmほどのシイラ君でした(苦笑)
ようやくジギング開始
鳥の量と裏腹にナブラが発生しにくいので、当初の予定通りジギングに戻りました
船長のアナウンスでは水深75mということでしたが…
北東の風で白波が立っており(風速5m/s以上)
180gのメタルジグでも着底まで90m~100mほどラインが出ました(汗)
どう頑張っても2~3回上げたら回収が限界でした
当て替えのタイミングでジグをSpikyラウンド175gでサワラがヒットしましたが、船べりで痛恨のバラし…
2.5kg~3.0kgの食べごろサイズだっただけに悔やまれました
船長の電動ジギングで活性UP
漁礁まわりの水深90mポイントを流していると、船長の電動ジギングにヒット
同船していたアングラーにもヒット
群れの活性が上がったことで、私にもヒットしました
釣れたのはサンパク(1.8kg)でしたが、深い水深・ドテラ流しなので程よく引いて楽しいです^^
実はこの一本の前にもヒットさせていましたが、強引にファイトしていたので口切れでバラしてしまいました…
■ヒットルアー■
アングラーズリパブリック パームス ジガロJR-200 200g H-04(ピンク) JR-200/H-04
潮変わりで活性ダウン
潮止まりから生命感が遠退き、風も無くなりポイントを少し浅めの水深70m付近に戻しました
ラインに角度も付かなくなったので、バーチカル気味の展開となりました
PE2号のタックルに変更し、ジグをSpilyロング145gでスタートすると一投目からバイトを得られました
一回目ではフックアップしなかったので、再度落とし直しシャクリ出すと同時にヒットしました
プルプルと竿先が震え、重量感のある手応え
大型のサバだと思ってあげてくると小型のマメジでした(クロマグロの幼魚)
リリースサイズだったので、画像も取らずに海に帰ってもらいました
この後、サバも釣りました(笑)
餌は小型のカタクチイワシ
吐き出したエサが小型のカタクチだったので、Spikyラウンド145gに変更しました
カタクチパターンを意識して、細かく素早くアクションさせるとすぐに答えが返ってきました
ぐいぐいとロッドを絞り込んでくれました
揚がってきたのは少しサイズアップのサンパク2.2kgでした
最後は港近くの浅根(60m→20m)を狙いましたが、釣果は船長の電動ジギングだけでした…
(サンパク1匹、カンパチ1匹)
私含め他のアングラーも状況に合わせられず、納竿となりました
通常よりも深いドテラ流しで、少し筋トレ(!?)気味の相模湾ジギングですが、馴れてくるとこれが楽しくなってくるマゾフィストなジギングです(笑)
これから冬まで楽しませてくれそうです。
タックルデータ
【PE3号タックル】
ロッド:天龍 ドラッグフォースJDF621S-3
リール:シマノ 15ツインパワーSW8000HG
ライン:シマノ オシア8 X8・5カラー*10m 3号300m
リーダー:シーガー船ハリス 14号
【PE2号タックル】
ロッド:ダイワ キャタリナJ62MS
リール:ダイワ 16キャタリナ4000H
ライン:デュエル スーパーXワイヤーX8 2号300m
リーダー:シーガー船ハリス8号
↓↓↓筆者タックル詳細ページ↓↓↓
【使用ジグ】
・パームス ジガロ200g
・tamaTV 2WaySpikyロング145g
・tamaTV 2WaySpikyラウンド145g、175g
当日の海況
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