あまり情報が少ないので、備忘録的にタックルを掲載してみます
青森クロマグロ初心者の私なので、あまり参考になるかは分かりませんが…
メーカーの方や、すでにクロマグロをキャッチされた方からのアドバイスを参考にタックルを準備しました
今回の青森遠征で使用したタックルは下記の通りです
【PE10号タックル】
■想定サイズ100kg~
ロッド:シマノ オシアプラッガーBGブルーフィンツナS73XXH
リール:シマノ 20ステラSW18000HG(夢屋MAX#20000スプール)
ライン:XBRAID ロンフォート・オッズポート#10-300m
リーダー:モーリス オーシャンレコード ショックリーダー180lb
スペーサーライン:YGKよつあみ スクラム16 #10
■使用ルアー
オシア ヘッドディップ200F、バブルディップ220F、ラピードF230
サイズが100kg前後の場合はこのタックルの出番です
ターゲットが3桁を超えてくるとファイト時に短いロッド(7.0ft前後)でないと、人間がもたなくなります(汗
このタックルが必要な時は餌が大きいので、ロッド全長が短くても大型ルアーを使用するため飛距離は気にしなくても大丈夫です
この時はリールは18000HGを使いましたが、最近の流行では20000PGが人気です
ファイト時のトルク・疲労度がまるで違います
・ナブラ撃ちならハイギア
・誘い出しならローギア
-という選択も増えています
シマノのロッドは軽く・曲がりに強く、クロマグロビギナーの筆者の体力でも扱える範囲なのでおすすめです
※想定ドラグは10~15kg前後なので、身体づくりは必須です
【送料無料】シマノ(SHIMANO) 20 オシアプラッガー BG BTS73XXH 39724
【PE8号タックル】
■想定サイズ~60kg
ロッド:シマノ オシアプラッガーBGフレックスエナジーS83H
リール:シマノ 13ステラSW18000HG
ライン:XBRAID ロンフォート・オッズポート#8-300m
リーダー:モーリス オーシャンレコード ショックリーダー180lb
スペーサーライン:YGKよつあみ スクラム16#8
■使用ルアー
オシア ヘッドディップ175F、別注平政190F
誘い出しで距離を稼ぐセッティング且つスタンダードなタックルです
ナブラ撃ち・誘い出し両方に使えるので、常に握っていたいタックルです
フレックスエナジーS83Hは軽くて、ロッドのバットパワーもあります
ティップセクションは低弾性モデルらしく、しなやかでプラグアクションが容易に出来、誘い出しにピッタリでした
このロッドはGT・ヒラマサにも汎用が効くので、一本は持っておきたいモデルです
PE8号クラスのロッドはリップルフィッシャーのJAPAN TUNA710も人気を双璧するモデルです
※想定ドラグは~10kg前後です
【PE6号タックル】
■想定サイズ~30kg
ロッド:シマノ オシアプラッガーフルスロットルS82MH
リール:シマノ ツインパワーSW14000XG
ライン:シマノ オシア8 #6-300m
リーダー:モーリス ショックリーダー100lb
スペーサーライン:YGKよつあみ スクラム16#6
■使用ルアー
オシア ヘッドディップ140F
捕食しているベイトが小さい時のために持ち込みました
弱点は飛距離とフック強度
さすがにマイクロベイトを捕食しているような状況では、上記のタックルではキャストが困難となります
相模湾のキハダタックルあたりが丁度よいと思います
―でしたが、今回はメジサイズ用のタックルに成り下がりました
結局、出番はありませんでした
【接続具】
オーナーばり:TSS-51タフステンスイベル ジグスピン#4
ヤマリア:ファイターズリング楕円#9
高負荷時の糸ヨレ対策で、両側が回転するタフステンスイベルを使用しました
私のマグロキャスティングの師匠が推薦するスイベルで、私も普段から愛用しています
ベアリングスイベルで両側が回転するタイプはこのモデルくらいです
同サイズのスイベルなら、ぶっちぎりの強度を誇ります
リングは二重部分で負荷を掛けられる”ファイターズリング楕円”です
ひとまず相模湾キハダのシステムを強化して、どこまで青森エリアで通用できるかが知りたい…
タフステンスイベルのジグスピンは取り扱っている店舗が少ない点がネックです…
最寄りの釣具店にない方は通販が便利です
【8/1 24時間限定★P最大33倍+最大5%OFFクーポン!】オーナー タフステンスイベル ジグスピンTSS−51 #4 260lb
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【フック】
BKK:Raptor-Z #4/0、#3/0、#2/0
現在『最強トレブルフック』と名高いBKK
あまりにも強く、国内メーカーのスプリットリングだと先にリングが開いてしまうほど…
※フック選択もシングルフックorトレブルフックと意見が分かれますが、キープする前提なら”トレブルフック”が良いです。上手く出血してくれれば、その分マグロの消耗が早くキャッチ率が上がるからです
↑↑2022.2.26加筆:2021年に遊漁規制が掛かり、リリースの安全性を考えシングルフックが望ましいです
ST-66と同価格にも関わらずこのクオリティは素晴らしいです
#2/0サイズで92kgのクロマグロキャッチ
#3/0以降のサイズは100kgオーバーなら難なくキャッチする実績があります
私のマグロ師匠は2020年シーズンにRoptor-Z#3/0で112kgを15分でキャッチしました
今回は普段から使用している、ヤマリアのファイターズ楕円リングで使用しました
評判の良いリングは”ネイチャーボーイの鉄腕リング”です
【ライン結束】
PEライン+リーダー
色々と考え方がありますが、今回の私はPRノット+スクラム16のシステムを組みました
太号数でのFGノットを練習する時間が無く、安定した強度が出せるPRノットがベターと判断しました
※ちなみにPRノットの長さは40回転分を取りました。編み込み長は再現性が低くなるので、ボビンノッターの回転数で管理すると再現性が高まります。
またエアノット抑制のため、スペーサーラインシステムをスクラム16で入れてあります
これは現在、流行中のラインシステムで、スクラム16を1mほど入れます
・ラインの消耗低減
・エアノット軽減
・飛距離UP
手間はかかりますが、それに見合う恩恵があるのでオススメです
私の製作時間で大体30分前後です
締め具を一回一回使うので、どうしても時間を要します
※スクラムの号数は、使用するPEラインの号数と合わせる(例:PE8号ならスクラムも8号)
今ひとつ分かりにくいスクラム16へのPEライン挿入作業ですが、こちらに画像付きでアップしてみました
ご参考までにご覧ください↓↓↓
【スイベル部の結束】
通称:田代ノット
ご存知サンライズの田代船長考案のノット
簡単で素早く組むことができ、強度も高いのでこのノットを知ってからずっとこれです
一回目の締め込みを、渾身の力で締め込むのがポイントですね
気合いを入れてノットもシステムも組み上げましたが…
当日は残念ながら今回の釣行ではヒットなく終了となりました
一番知りたかったノット強度の検証が出来ず終いでした
この辺は来シーズンに実証出来るようにしたいです
マグロゲームを極めるなら見ておきたい一冊です |
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