相模湾のキハダ・カツオがやっと盛り上がってきました!!!
黒潮の蛇行で、群れの接岸が危ぶまれていましたが…
群れが一気に差し込みました!!!
相模湾内のイワシエサが豊富にあるので、しばらくは出ていかないでしょう。
―ということで
そろそろ大好きなカツオジギングが出来そうなので…
タックルチェックをしているとリールに何やら違和感を…。
開幕初戦前に不安材料を取り払うべく、いつも通り整備開始です。
不具合カ所は?
違和感のあった箇所は―。
・ハンドルノブ…動きが鈍く、ノブを弾いても回らない
・ドラグ…動きが緩く、動きが不安定
ハンドルノブの回転は釣りをしている中で不快感に繋がるので、クルクル気持ちよく回るようにしておかないといけません。またカツオのトップスピードでもラインブレイクしないよう、スムースなドラグに整備しておく必要があります。
整備開始
まずはハンドルノブ部から開始
この個所はドライバーがあれば簡単にできる箇所です。
初期状態はネジロックがキツイので、必ずサイズの合ったマイナスドライバーで緩めてましょう。
そして、もっとも海水にさらされる部分なので小まめな整備が必要です。
ハンドルノブキャップを専用の治具で外します。
中のネジを外すとやはり…。
シャフトにも茶サビ汁が付着しています…。
ちなみに前回のオーバーホールから5~6ヶ月ほどです。
釣行回数は10回前後といったところです。
使用状況に寄りけりですが、目安に自身のリールを点検してみてください。
ハンドルクランク側のベアリングがサビて固着しています…。
浸透潤滑剤でしばらく浸して、マイナスドライバーの打撃で押して外しました。
【注意】本来ドライバーの先端で負荷を掛けてしまうと、ベアリングを壊す可能性があるのでご注意ください。今回は再利用不可能なため、ドライバーの打撃で押し出しました。
ベアリング交換
綿棒を使ってハンドルノブ内部の汚れもきれいに清掃します。
ストックでも持っていた新品のベアリングに交換します。
DDL740シールドタイプです(4mm×7mm×2.5mm)
パーツクリーナーでベアリングの汚れを飛ばしてから、化研産業のナスカルブを塗布します。
※添加剤で表面に被膜を形成させ、防錆性・耐圧性を著しく向上させてくれるケミカルです。
非塩素系のすごいやつです。
あとは元通りに組み直して完了です。
画像が多くなってしまったので、ドラグ部の更新はまた次回に。
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