【整備が重要】16キャタリナ4000Hメンテナンス①ハンドルノブ編

【リールメンテナンス】

相模湾のキハダ・カツオがやっと盛り上がってきました!!!

黒潮の蛇行で、群れの接岸が危ぶまれていましたが…

群れが一気に差し込みました!!!

相模湾内のイワシエサが豊富にあるので、しばらくは出ていかないでしょう。

―ということで

そろそろ大好きなカツオジギングが出来そうなので…

タックルチェックをしているとリールに何やら違和感を…。

開幕初戦前に不安材料を取り払うべく、いつも通り整備開始です。

アウトドア&フィッシング ナチュラム



不具合カ所は?

違和感のあった箇所は―。

・ハンドルノブ…動きが鈍く、ノブを弾いても回らない
・ドラグ…動きが緩く、動きが不安定

ハンドルノブの回転は釣りをしている中で不快感に繋がるので、クルクル気持ちよく回るようにしておかないといけません。またカツオのトップスピードでもラインブレイクしないよう、スムースなドラグに整備しておく必要があります。

整備開始


まずはハンドルノブ部から開始

この個所はドライバーがあれば簡単にできる箇所です。
初期状態はネジロックがキツイので、必ずサイズの合ったマイナスドライバーで緩めてましょう。

そして、もっとも海水にさらされる部分なので小まめな整備が必要です。
ハンドルノブキャップを専用の治具で外します。

中のネジを外すとやはり…。

シャフトにも茶サビ汁が付着しています…。

ちなみに前回のオーバーホールから5~6ヶ月ほどです。

釣行回数は10回前後といったところです。

使用状況に寄りけりですが、目安に自身のリールを点検してみてください。

ハンドルクランク側のベアリングがサビて固着しています…。

浸透潤滑剤でしばらく浸して、マイナスドライバーの打撃で押して外しました。

【注意】本来ドライバーの先端で負荷を掛けてしまうと、ベアリングを壊す可能性があるのでご注意ください。今回は再利用不可能なため、ドライバーの打撃で押し出しました。



ベアリング交換


綿棒を使ってハンドルノブ内部の汚れもきれいに清掃します。

ストックでも持っていた新品のベアリングに交換します。

DDL740シールドタイプです(4mm×7mm×2.5mm)

パーツクリーナーでベアリングの汚れを飛ばしてから、化研産業のナスカルブを塗布します。

※添加剤で表面に被膜を形成させ、防錆性・耐圧性を著しく向上させてくれるケミカルです。
非塩素系のすごいやつです。

    

あとは元通りに組み直して完了です。

 

画像が多くなってしまったので、ドラグ部の更新はまた次回に。

 



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【整備収録機体】
・09ツインパワーSW65000HG
・13ステラSW14000XG
・16キャタリナ6500H
・10ソルティガ5000H
ほか
細かく写真で確認でき、手順もバッチリ掲載されているのでメンテナンス初心者・入門者にも安心の内容です
必要な工具の紹介まで充実の内容で、持っておいて損のない一冊となるでしょう^^

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