長さの正解はアングラー毎に変わると思いますが、おおまかな基準は2つ
・PEラインを掴んで投げる
・リーダーを掴んで投げる
-の2種類に分けられます
釣種によってロッド長が変わるので、リーダー単体の長さで話を進めるのはナンセンスです
ロッドとリーダー、好みの垂らしを基準に長さを決定することがベターです^^
且つキャスト時の結束部の位置関係で調整すると非常に分かり易いです
それぞれの特徴
・飛距離が出せる
・エアノットが減る
→重量の重いリーダーが直線状態で投げられるので、ライントラブルが減り・飛距離も出やすい
・PEラインの摩耗が早い
・船際のファイトが脆い
→グローブで掴んでいる部分の摩耗チェックは必須(何度も同じ個所を握るので摩耗する)
→船際の攻防で船体に接触すると即ラインブレイク(リーダー長が短いので、PEラインが擦れやすい)
・PEラインの摩耗が抑えられる
→船際の攻防で船体にリーダーが当たるので、ラインブレイクし難い
・飛距離は若干落ちる(5~10%前後減)
・エアノットが発生し易い
→重量の重いリーダーがスプールから解き放たれることにより、元ガイドで収束するまでに暴れるため
-ということで…双方一長一短の特徴になっているので、求める方向性で善し悪しが決まります
自身のセッティングは…
ちなみに筆者は
“リーダーを掴んで投げる派”です
※正確にはキャスト時にスプールにリーダーが2~3周巻かれている状態にセッティングです
以前にキハダをキャスティングでやっていた時に、ヒット直後に結束部の上部でラインブレイクしました…
ちょうどキャスト時にグローブで掴んでいた部分でした
この一件以降はリーダーを長くして釣りをするようになりました
もちろんサワラもリーダー長めでやってます^^
リーダーを掴んで投げるコツ
上記で飛距離が出にくく、エアノットが発生しやすいと書きましたが…
これは”エアノットさせないキャスト方法”を身に着けることである程度は解消できます
デメリット部分が抑えられるので、不利と感じることは減りました
キャスト時に重要なコツは…
“リーダーの射出速度を上げない”
コトです
→リーダーの初速を上げる
→元ガイドへの収束が間に合わない
→ガイドへPEラインが絡む
→エアノット発生
-という流れを誘発してしまいます
リーダー部分が重く抵抗も強い、PEラインは軽く抵抗も低い…
つまり元ガイドに進入するまでに速度差が発生し、リーダーがガイドを抜ける前にPEラインが追い越すことでエアノットが発生される-というメカニズムです
※拙い説明文で申し訳ありません…。
ロッドの復元スピードを常に意識し、リーダー放出の速度調整することで自然に飛距離が出せるようになります^^
この辺りは言葉よりも感覚になるので、反復練習で身体に染み込ませるしかないです^^
まとめ
・キャスト時に指で押さえる部分
・メリットとデメリットを理解
・ルアーの垂らしとの兼ね合いで長さを決める
青森のクロマグロ釣りなども、リーダー長の長短は船長や先駆者それぞれに違うので…色々な角度から長さを考察してみてください
自分にとってのベストなリーダーの長さを見つけてみましょう^^
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